早朝練習で気を充填

日々、武器やら推手やらも含めて、まあまあのボリュームで太極拳の練習をしておりますが、上達に一番寄与しているのは、日の出を待ちながらやっている站樁功と、そのあとの一路二路の套路練習じゃないかと思えます。

このところ、雨続きで日の出が見えない日が多いですが、鳥やカラスは鳴き始めます。

世間一般の人々はまだ眠っているでしょうから、震脚はしません。体もまだほぐれていないので、激しい発力もしません。

ゆーっくりと一時間くらいかけてやります。

晴れていれば公園でやりますが、雨降りの時は、ベランダの狭いところで、せせこましくやります。

せせこましくやっていても、体の芯から、グリングリンと纏絲が動く感覚があります。豆挽きのコーヒーミルに油を差して滑らかに動かしている感じです。

套路の形は、その時の気分というか勢いで、新架式みたいになったり、先日の大会で見た混元式みたいになったり、体の動きたいようにまかせます。

老架式を正確にやる練習も日に何度かやりますが、早朝はそんな感じで自由にやっています。

しばらくやっていると体が温まってきて、小さい発力が勝手に出てきます。呼吸と一致して体が震え、汗をかいてきます。

体中に酸素が充填されたような気分になります。日が出ていれば、お日様パワーも充填されたように感じます。

これを昔の人は「気」と呼んでいたのではないかなあ?

これで元気がチャージされて、一日爽快です。

午後には眠たくなってきますけど。

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