剣や刀にも関心はあるのですが、うまく縁に巡り合わず、まだ習えておりません。
短棍は練習中ですが、まだ上手ではないので、剣や刀や槍は、その形がしっかりできてからでもいいかなーと思っております。
が、手裏剣は、ちょっと身につけておきたいな、と思いました。陳式太極拳の先生方は、手裏剣が打てるらしいし。
以前、大阪城公園の忍者アトラクションで、娘と手裏剣を学んだことがありますが、それは、十字手裏剣でした。いかにも忍者ですが、現代日本の社会人としても身だしなみとしては、棒手裏剣のほうが良いですね。
箸でも釘でも、手裏剣になりそうなものは、そこらへんにいっぱいありますし。
というわけで、娘と、練習をはじめました。
釘は危ないし、家でお食事に使っている箸を使うのもなんですから、100均ショップで竹の箸を買ってきました。10本110円。
打ち方はYou Tubeでお勉強。
忍者の姿をした人が、レクチャーしている動画を見ました。
流派により違いがあるのかもしれませんが、手裏剣の投げ方って、野球みたいに体のひねりを加えないのですね。
人差し指と中指の間に挟んで、親指で軽く押さえておき、手首を肘を曲げたまま、手のひらは下を向いたまま、頭の上から膝のあたりまで、振り下ろす途中で、手から離れて飛んでいって、グサ、と刺さる、というかんじでした。
寝たり座ったり走っているところから打つ、ということもあるようですが、基本は、左右どちらかの足を前に出してです。
これはまさに、弓歩。そして腕の動かし方は、陳式太極拳の腕の動かし方にもよく似ています。
この打ち方だと、手裏剣がクルクル回らないで、ストレートに先っぽを目的に向けて飛んでいくようです。
子供の頃、5寸釘を投げて、忍者ごっこしたことはありますが、こんな投げ方だったとは知らなかったなあ。ダーツみたいに投げてたように思います。
こんなの投げにくーい、と、やり投げみたいな投げ方をしていた娘ですが、動画通りにやらせてみると、おおっ、こっちのほうがよく飛ぶ!
私の感じでは、利き腕ではない左手のほうが、フォーム通りに投げれるようです。右手だと、ついボールを投げるような感じになってしまうのですが、左だと、きゅうくつながら、フォームに素直にはまるような。
武器の練習は、素手の練習のいびつなところを矯正する作用があるとは知っておりましたが、手裏剣もわりとそんなかんじがあるかもしれないなあ、と思った次第です。
そして、小学生の護身にも、丁度いいんじゃなかろうかと思ったり。
ふざけて遊んでいたら怪我をするので、しっかりと教えないといけないとは思いますが。
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