ドビュッシー「亜麻色の髪の乙女」を舞台で弾きました

東京では、全日本武術太極拳選手権大会が開催されていたようです。教室のライングループのやり取りで知りました。

私は大阪大会で第一位をいただきましたが、シード選手がいるってことで全国大会出場は不可と聞き、大会のことはすっかり意識から消えてしまって、完全に忘れておりました。

知っている人が何人か出場したようなのですが、えっ、あの人が全国大会進出??みたいなビックリもありまして、なーんや、それ、じゃなくて、しっかり楽しんで、活躍していただきたいと思います。悔しくなんかないやい。

それはさておき、大会が開催されている頃、私はピアノの発表会のリハーサルというか、ステージと楽器に慣れるための練習に参加させてもらっておりました。

わがファミリーは親子三人フル出場です。

妻はソロピアノでブラームスを弾き、妻と娘はピアノ連弾で「ブリンバンバンボン」を弾き、娘は私のギター伴奏で「小さな恋のうた」を歌います。そして私はピアノでドビュッシーの「亜麻色の髪の乙女」を弾くのです。

前回のアラベスクはボロボロでありましたが、今回はなかなかの仕上がりで、ちょいと自信があります。

無観客のステージなら、余裕綽綽であります。

いつも家で練習に使っているのは、妻が嫁入り道具で持ってきたヤマハのアップライトピアノですが、ステージに置いてあったのはカワイのグランドピアノでした。

かなり使い込まれた感じですが、なんか弾きやすくて、いい!

音がいいように思えるのは舞台の音響のせいもあると思いますが、鍵盤のタッチがステキです。あんまり深くはないけど重みがあって、このダイレクト感は、かつて愛車だったユーノスロードスターのブレーキフィーリングを彷彿とさせますね。ヤマハはトヨタみたいです。

なんのこっちゃ、わかんないでしょうけど。

とっても気持ちよく弾けました。時間制限があったので、2回しか通せませんでしたが、何度でも弾きたかったです。

ただ、娘にビデオ撮影してもらったのを聞いてみたら、まだまだでしたね。

音を外しているのは、練習がまだ足りないってことですけど、もうちょっと伸ばすべきところを、あわてて流してしまっているのは、焦りですかねえ。普段の練習ではもっと、ゆっくりできていると思うのですけれど。

これは、太極拳の套路を通した時も、同じ指摘をいただいております。もっと落ち着いて、自然のリズムにあわさねば。

本番までに、もうちょっと練りたいと思います。

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