骨盤は動くものと聞いて、練習しているうちに、まあまあ動くようになったんじゃないかなと思っていましたが、これまでのは錯覚でありました。
このたび、本当に動くようになった!
レントゲン写真を撮りながら動いているわけじゃないので、実際のところはわかりませんが、以前とは異なる骨盤感覚が出てきたのです。
動き切れてなかった部分が、動き出した、錆びて固まっていた部分の錆が落ちたら、まだ動くところがあった、というかんじ。
極めて水平に骨盤が動きます。骨盤が水平なものだから、脊髄は極めて垂直です。肋骨や肩甲骨、肘や膝も、滑らかに水平運動をして、これまでの3割り増しくらいに体が横に広がる感じがしてきました。気分は蟹です。
以前に、テオヤンセンのストランドビーストの動きが太極拳に似ているという話を読んで、2年ほど前に実際に見に行ったのですが、その時はあんまりわかりませんでした。
今わかりました。
蟹とストランドビーストは似ている!
じゃなかった、太極拳は蟹とストランドビーストに似ている!
見た目の動きが似ているんじゃなくて、体内の感覚ですね。
蟹やストランドビーストの体内感覚がわかるわけじゃないですが、なんとなく。
「腰が主宰する」という言葉があります。
これまでの感覚では、呼吸による胴体の開合が主宰しているような感覚でした。どちらかといえば横隔膜の上の部分。
横隔膜の下、丹田辺りは、バランサーとかジャイロとか、体のまとまりの要みたいに感じていました。纏絲網の中心でもあります。
今回、骨盤が水平垂直の調整機能を担い、進行方向のコントロールを司る、ハンドルとタイヤを繋ぐギアボックスみたいな気がしてきました。こちらも主宰する側であろう。
エンジンがあって、ハンドルとタイヤがあって、全部が連動してきた! これでようやく「腰が主宰する」と言えるのではなかろうか!?
骨盤感覚は、まだ感じ始めたところですので、今後どう変化、強化されていくかわかりませんが、とってもまた一歩達人に近づいた感があって、嬉しく思う早朝なのでした。
コメント
相変わらず凄いスピードで進化されていますね。熟練していく過程や変化が明確に語られているのでとても励みになります。
とは言うものの「言語明瞭、意味不明」ではありませんが私レベルでは得心には至りません(涙)。
先生は益々「達人」に近づいておられますが、私は益々「達人」から遠ざかっているようです。しかし、その日が訪れる事を期待して「ちんたらちんたら」練功を続けます。
いつもありがとうございます。
おやじさま、いつもありがとうございます。
自分で言うのもなんですが、この頃の私の進化速度はモーレツです。
次々と気づきがあります。どんどん変わっています。
これまで、種まきして、水やりをボチボチして、いつになったら芽が出るんだろう? と思ってたのが、一気に開花しているような気分です。
今回のブログ、たしかに意味不明ですね。自分で読み返してもそう思いました。
最近の進歩は、もはや言語化困難な領域に入っているのかもしれません。
うまいこと説明できればいいんですが…。
なるべくわかるように頑張りますので、気軽にお付き合いくださいませ!