吊り下げられている感覚

また新しい感覚を得ました。太極拳の話です。

梅雨明けでも、じっとりした朝の空気の中、ゆっくり套路を通していると、びっちゃり汗をかいてきます。

服がぐっちょり濡れてきて、脱水してない洗濯物が、吊り下げられて、ポタポタと水がしたたり落ちているような気分になってきます。

この吊り下げられている感覚が、先日習ったことと合致する! と閃きました。

いまだに肩が上がってしまうという悪癖があるのですけど、それをなくすための教えだったのですけど、この感じだな! と気づきました。

フード付きのパーカーになった気分で、頭のてっぺんとか、袖の先っちょとか、洗濯ばさみで挟まれて、ぶら下げられて、裾とか、肘のあたりから、ポタポタポタ…と水が垂れ落ちている感じ。

姿勢がすごくまっすぐになって、上から下にストンとつながっている感じがします。これが虚霊頂勁、立身中正というものだなあ。

ここしばらく、雨の日が多くて早朝の練習はサボって、ベランダで站樁功しかやってなかったのですけど、やっぱり朝一番の練習は、閃きが多いです。

また一歩、達人に近づいた!

コメント