小説

書道小説「太児」第五十二話

この物語はすべてフィクションです。第五十二話 書道と太極拳のこと学校では、お習字の時間。新年を迎えて、書初めだ。教室には静けさが流れ、みんなが硯に向かって墨をすっている。「……あっ!」太児が手元を滑らせ、机に墨をこぼしてしまった。真っ黒な水...
太極拳

動かない動物?

年末年始は、お金を使いすぎました。妻が裏千家の免状を取りまして、礼金が20万円。私は剣に5万円。家業でも、テナントの退去があって、リフォームに100万円近くかかってます。車検もあったし。ランドマークの研修も、ひととおり受講して、100万円近...
太極拳

垂直の力

このところ垂直に働く力について、深く意識しだしました。引力と斥力です。前から意識はしておりましたけど、さらにさらに。推手をしていても思いましたし、重量級の剣を使い出しても感じるようになりました。案外、套路では意識してなかったと気づいたり。垂...
小説

追跡小説「太児」第五十一話

この物語はすべてフィクションです。第五十一話 アパートの地下設備と智の珠のこと「この義の珠、どうします?」と、侠太郎が庵天先生に聞いた。しばらくして、庵天先生が答える。「珠が選んだ者が持つのがいいような気もするが、テッちゃんに持たせておくの...
太極拳

龍泉剣をいただきました

表演用の剣の軽さに満足できず、自作の木刀木剣で練習の日々でしたが、思いがけず、素晴らしい鉄の剣を譲り受けることができたのであります。陳式太極拳の先生であられるO先生が、断捨離につき剣を譲ると、Facebookで表明されてたのです。ダマスカス...
小説

マッドサイエンス小説「太児」第五十話

この物語はすべてフィクションです。第五十話 洗脳薬とゾンビ化薬のこと庵天先生のアパート。窓から見える湖面に星明りが映る。太児の父、侠太郎がきていた。アパートには他の住人もいるはずだが、ひっそりしていている。「…義の珠に関わる経緯が、かなり判...
太極拳

実戦に近い練習

19歳男子、本年初稽古。別嬪の20歳お姉ちゃんは年末からお休みで、楽しみがちょっと減ってますけど、19歳弟だけでも、けっこうやり甲斐があるのです。弟君は、あまりスマートでない不器用タイプなんですが、長距離歩行が平気で、背も高く、体重もあり、...
小説

暗号小説「太児」第二十四話 修正版

さて、連載の途中ですが、前にアップした回を書き直します。えーっ、そんなんあり??いいではないですか。個人のブログに連載しているだけですし。これが新聞連載とか、雑誌に連載だと、困りますよねえ。私はプロの物書きではないので、ええのです。「七つの...
太極拳

陳式太極拳の新たな仲間発見

お正月は、初日の出を見て、站樁功をして、套路の練習をして、初詣に行き、実家と妻の実家にご挨拶に行き、二日目も日の出を見て、刀や剣の練習もしました。毎年1月3日は、太極拳の人々がD公園に集まって、飲酒推手をする風習がかつてあったのですが、コロ...
小説

道徳小説「太児」第四十九話

この物語はすべてフィクションです。第四十九話 スパイダーネットと五常の徳のこと学校は厳重に警戒されていた。校門の前に先生が立ち、生徒を見守り、不審者が入らないようにチェックしている。「今さら襲ってくる人もいないと思うけどなあ…」と太児が言う...
小説

教育小説「太児」第四十八話

この物語はすべてフィクションです。第四十八話 心神喪失とインテリジェンスのこと「この前の通り魔は、どうやら心神喪失ということで、無罪らしい」お父さんが新聞を読みながら言った。「心神喪失って…?」太児が沢庵をかじりながら聞く。「心神喪失ってい...
小説

児童小説「太児」第四十七話

この物語はすべてフィクションです。第四十七話 子供向けの練習のことキャンプ場でのランチは、庵天先生の手作りだ。水餃子と陳家溝家庭式白菜炒、そして鷄蛋麺。「どうだ。なかなか凝っているだろう」「キャンプ料理とは思えないけど…」「でも、おいしい!...
太極拳

謹賀新年 令和8年

あけましておめでとうございます。新年早々ブログを読んでいただきましてありがとうございます。本年もよろしくお願いいたします。昨年は大変充実した年でありました。太極拳は大阪で2位、堺では入賞外で悔しがりました。陳正雷老師の講習会に参加し、子供食...
太極拳

太極拳の間合い

突然閃いたのです。久しぶりに、異流派推手交流会に参加して、次の日の年末自治会太極拳教室の練習は参加者三人だけで練習して、そのあと、妻と久しぶりに陳式推手の練習をして、閃きました。太極拳の間合いは、もっと近かった!太極拳を学び始めたころ、我彼...
太極拳

新しいタイプの友達

最近30歳くらいの合気道家の若いパパさんと友達になりまして、先日は一日中一緒に練習してました。きっかけはランドマークのお話でした。すでに自分とか現実とか人間心理とか、日頃から深掘りしていた人でして、その世界観には、ちょっとついていけませんで...
学習・資格・教養

言葉のない世界

ここ一年、言葉が現実を作るランドマークのテクノロジーの世界にはまっておりましたが、ようやく一段落。言葉のパワーはすごいもので、この一年で、太極拳が私のミッションとなり、安田先生の正式な弟子となり、生徒は倍増し、若者の生徒ができ、太極拳小説ま...
小説

青春拳法開眼小説「太児」第四十六話

この物語はすべてフィクションです。第四十六話 太極拳の套路のこと「たいていの武術は、対人間用に作られている。マサイ族はライオン相手に戦うそうだが、我々の武術はライオンや熊を想定していないし、ゾンビも想定していない」庵天先生が皆に言った。「だ...
音楽・美術・芸術・映画

音楽と武術と言葉

オペラ歌手の車田和寿先生がYouTubeで話されていたことに、またまた共感。本場ドイツでも、伝統的クラシックは存続の危機、ファストクラシックになりつつあるって話。伝統武術は存続の危機、体操競技化されてるのに似てますね。車田先生がドイツの音楽...
小説

ゾンビ小説「太児」第四十五話

この物語はすべてフィクションです。第四十五話 ゾンビドラッグと通り魔のこと通り魔学校侵入事件は、大きなニュースになり、学校の安全対策については、社会問題になった。死傷者が出なかったことは幸いだったが、犠牲者が出てもおかしくない状態だった。精...
太極拳

リアル太児

今年10月頃に始めた青少年クラス、19才男子が毎週来てくれています。武術格闘技経験なし。私と同じマンションに住むおばあちゃんから、ダイエットのためにと勧められたそうで、1時間以上歩いて来てくれます。武術には興味なさそうでしたが、手を変え品を...
小説

事件簿小説「太児」第四十四話

この物語はすべてフィクションです。第四十四話 通り魔とガラクタ武器のことそれは、突然だった。校舎の廊下に、怒号と、金属を引きずるような音が響いた。「お前ら、ぶち殺したるううう!!!!!」窓が割れる。男が刃物を振り回している。通り魔だった。焦...
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道徳教育小説「太児」第四十三話

この物語はすべてフィクションです。第四十三話 正義と平和と命のこと黒板に、チョークで書かれた大きな文字。「正義・平和・命」道徳の時間。今日は堤先生の授業だ。おっとりした口調なのに、言葉にはいつも芯がある。教室は、昼休み明けの眠気も吹き飛ぶよ...
小説

正義の小説「太児」第四十二話

この物語はすべてフィクションです。第42話 正義と道徳と信念と達人のこと夕食の時間、太児は父の侠太郎に聞いてみた。「お父さん、正義って何? 国や時代で変わるものなの?」「太児、ずいぶん、深いことを考えているんだな…」「法律を守ることが正義で...
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経済小説「太児」第四十一話

この物語はすべてフィクションです。第四十一話 罪や恐怖、経済と徳のこと2杯目のコーヒーを飲みながら、ヒロが語る。「太児が行った昔の世界では、盗賊を殺してもお咎めなしだろう。俺の現実世界では、俺は逮捕され、牢屋に入れられた。社会も法律も全然違...
小説

戦争悲劇小説「太児」第四十話

この物語はすべてフィクションです。第四十話 抗争や後悔のこと「特別永住者って?」「戦前から日本に住んでた朝鮮人と台湾人、その子や孫のことだ。前の戦争中は、朝鮮も台湾も日本が統治してたもんで、朝鮮人も台湾人も日本国民だったんだな。ところが日本...
小説

国際小説「太児」第三十九話

この物語はすべてフィクションです。第三十九話 太極拳と極真空手と特別永住者のこと「まあ、休憩としようぜ」ヒロがバッグから小さな金属部品を取り出して、カチャカチャと広げ、黄色いボンベにつなげて岩の上においた。「それも武器?」「これは、市販のキ...
太極拳

安田洋介師父テレビ出演!

来年の話ですが、テレビ番組「明鏡止水」に、安田洋介師父が出演されるそうなのです。令和8年1月6日。おおっ! 楽しみです。明鏡止水は、私は見たことがなくて、というか、テレビ自体見ないんですけど、特にNHKは見ないのですけど、これは見たいですね...
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バトル小説「太児」第三十八話

この物語はすべてフィクションです。第三十八話 庵天先生とヒロさんの対決のこと「ふむ…きてたのか」低く落ち着いた声が、松林の奥から響いた。太児とヒロが振り向くと、庵天先生が涼しい顔で立っていた。「先生!」太児はぱっと表情を明るくしたが、ヒロは...
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武器小説「太児」第三十七話

この物語はすべてフィクションです。第三十七話 暗器と謎の男のこと「太児、大丈夫?」お母さんに声をかけられて、太児は目を覚ました。起き上がって時計を見ると、ベッドに戻ってからまだ10分も経っていない。「うん、だいじょうぶ」さきほどは、頭がどん...
小説

平和小説「太児」第三十六話

この物語はすべてフィクションです。第三十六話 逃亡兵と平和的武力解決のこと粗末な小屋の中に、太児は座っていた。顎から長い白髭を垂らした老人が、土間に置かれた低い椅子に腰かけ、低い机に向かって筆を走らせている。窓の扉は開けられ、部屋にはやわら...
小説

戦争小説「太児」第35話

この物語はすべてフィクションです。第35話 戦いと殺戮と正義のこと太児はしばらく起きられなかった。人が死んだ!殺してしまった!いや、殺したのはぼくじゃない。でも、人を斬った!でも、じっとしていたら、斬られて死んでいたのはぼくだ!でも、あれで...
子育て

女子の護身術

自治会太極拳クラブの夕方、青少年の部に、20歳と19歳の姉弟が来てくれることになったわけですが、お姉ちゃんは大学4回生、弟くんも就職活動中。2人とも就職までの期間限定かなあーという気もします。短期間で身について役立つことといえば…護身術か。...
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スプラッター小説「太児」第三十四話

この物語はすべてフィクションです。第三十四話 刀と血飛沫と生き延びる術のこと夜、家の布団の中で、太児は考えていた。武術の練習は楽しい。だけど、刀は本来、人を殺すための道具だ。剣道では、そんなことを考えたことはなかった。でも、庵天先生の刀術は...
小説

小説「太児」軌道修正宣言

ちょいと、ブログ更新が滞っておりました。実は、例のランドマークブレークスルーテクノロジーコースが開催されてまして、参加者のサポート役のボランティアのため、一週間ほど、東京にいっておったのです。スケジュールガツガツで、東京観光も一切しておりま...
小説

剣劇小説「太児」第三十三話

この物語はすべてフィクションです。第三十三話 刀と拳は同じのこと庵天先生が切り分けたリンゴを、シャクシャクと、一同美味しくいただいた。「とりあえず、刀の套路を見せる。なんとなくでいいから、イメージをつかんでみな」庵天先生が、芝生の上にまっす...
太極拳

19歳からの太極拳

子供のうちから太極拳に親しませたいと思って始めた、夕方の、公園太極拳教室。自治会の掲示板にチラシを掲示して、マンション全戸ポストに配布して、幟を立てて待ってましたが、初日は誰も来ず。二週目も誰も来ず、ひとりで大道芸人みたいにやってました。そ...
武道・スポーツ

脳科学とランドマークブレークスルーテクノロジーと太極拳

ちょびちょびと、気づくたびに書いてきましたが、ここらでまとめておきます。昨年末に受けた、脳科学プログラム「ブレークスルーテクノロジー」(アメリカ・ランドマークワールドワイド株式会社)が、武術面に及ぼした効果です。なお、このプログラムは、人生...
小説

お料理小説「太児」第三十二話

この物語はすべてフィクションです。第三十二話 テツと庵天先生と刀とリンゴのこと祭りの喧騒が遠のき、境内には提灯の明かりが目立つようになった。屋台の片付けをしていたテツに、庵天先生が声をかけた。「テッちゃん…立派にやってるな」「食うために、何...
小説

鈎手で推手

ちょっと思いついて、推手の練習を鈎手でやってみました。鈎手は、指先を揃えて、フックの形になる手型です。お互いに、手首や肘や肩に引っ掛けて、崩したり、関節を捕ったり、逃げたりする練習。私は少林寺拳法修業時代から、こんな遊びはよくやってきました...
小説

太児の今後の展開について

旅行に行っていたこともありますが、小説「太児」がちょっと、空いてしまいました。実は、原稿はある程度書いているのです。チャットGPTのお助けを借りて書き溜めているのですが、今後の展開が、今一つしっくりこない状態。ちょっと、話を膨らませ過ぎたな...