套路がレベルアップしました!
套路の練習では、すでに自分の体の纏絲の勁を感じるようになっておりましたが、さらに、仮想相手の勁を感じ、化勁してじんわり崩すということができるようになってきました。
足の動作でも相手を崩せている感覚があります。
まだ、すべての動作で相手を感じられるほどではありませんが、この感覚を大切に練習していけば、最初から最後まで相手を感じることができるようになると思います。
この感覚を得るキッカケは、安田先生から学んだ推手です。
そして、日頃の妻との推手練習です。
道場や公園では、いろんな相手と、互いの腕をグルグル回し、飛ばしたり飛ばされたりということをしておりますが、自宅で妻と推手するときは、机とか椅子にはさまれた狭い空間で、ほとんど動かず、超スローに勁の読みあいをして、踵をフッと浮かせるとか、軽く蓋をして動けなくするとか、そんな練習をしています。
肘とか肩とか太ももとか、密着するほどの距離でやっておりまして、他の女性相手だと、おばあちゃんといえども、ちょっとやりにくいですね。妻なら、セクハラで訴えられませんので安心です。
ほとんど動かないでじっくり時間をかける推手というのも、他の人だと理解を得難いと思います。
妻が相手してくれてありがたいです。
套路練習でも、相手がいるつもりで、じっくりじっくり、細かく勁の方向を調整しながら動きます。仮想相手が上手に攻めてきたら、こっちがオットットとなります。
打つ動作や蹴る動作も、ゆっくりゆっくりやります。我彼の動きがわからないような雑な動きにならないように、丁寧に丁寧にやります。
一通り通すのに、ものすごく時間がかかります。
しかし、ものすごく上達している感じがあります。
これでまた一歩、達人に近づいた!
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