推手の道場で練習していると、相手のオバサマが、どうも腕の力で押したり引いたりして、体重移動、虚実変換がうまくできていないので、腕組みして、手を封印してやってもらいました。
それを面白そうに見ていたお姉さまに声をかけ、二人で腕組み状態で推手してもらいました。
二人とも、まだ、足を踏ん張ったり、体をねじったりするので、私も横から参加。
私のリードで、3人ユラユラと波のように、揺れてもらって、踏ん張ったりねじったりしようとしたら、私が崩して指摘するという練習をしてみました。
まるで3人で推手をしているみたいです。
以前、安田先生が3人で推手をしている動画を見たことがあります。
その時は、へー、こんな練習方法もあるんやなあーくらいに思っておりましたが、なんとなく、できてしまいましたね。
二人同時に相手をして、崩したいほうを崩せるんだなあ、と気づきました。
ほかにも、10人くらいが直線状に並んで安田先生を押し、先生が「3人目の人を崩しまーす」とか「7人目の人を崩しまーす」とか言ってピンポイントで崩しているという動画も見たことがありまして、その時は、手品を見ているようで驚愕したものですが、あれも、この3人推手の延長線上にあるのではなかろうか?
わかんないですけど。
こういう練習方法はほかで見たことがないし、おそらく道場の皆さんも見たことがないと思います。
なかなか新鮮で面白いですね。
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