弁護士といっても信用ならぬ話

およそ3年にわたる、弁護士との争いが決着しました。

というても、そんな大した話でもないのですけど。

3年前、私のところが管理している不動産物件に、バイクが飛び込んできて、塀をぶっ壊してくれたんです。

事故はバイクと車との衝突が原因だったようで、両者に損害賠償請求を出したのですが、誠意ある回答を得られず、めんどくさいので、弁護士から内容証明郵便で請求してもらおうとしたのです。

お世話になっている税理士先生を通じて紹介してもらっても良かったのですが、こんなしょうもない案件に、先生の手を煩わせるのも申し訳ないと思いまして、ネットで検索して、近所の、交通事故に強いと宣伝をしている法律事務所に依頼しに行きました。

こんなもんは、チョチョイのチョイですわ~というノリだったので安心して任せたのですが、一向に経過報告がなく、3か月おきくらいに電話で問い合わせをしていたんですが、さっぱり要領を得た回答もなく、そのうち居留守をつかわれ、いよいよ時効になるってところで事務所を訪問したんですが、それでも、やります、やってます、みたいなアヤフヤな話で、年末までに何らかの回答をと期限を切っても、とうとう連絡なしで、こらもう埒アカンと思って、弁護士会に相談に行ったのでした。

で、紛議調停です。弁護士と!

紛議があるから弁護士に頼んだのに、その弁護士と紛議で調停とは!

法律改正で、時効が伸びて、実はまだ時効になってなかったそうなのですが、この弁護士、もうアカンやろーという調停委員のおすすめもあって、クビにしました。

結局、怠慢だったのです。なんもしてませんでした。信じられん!

これまでに払った費用と、それ以降の電話代やら交通費やら、他の弁護士への相談料やら、概算合計1万円の費用を返還してもらい、汚い雑な字で書かれた謝罪文をもらって、おわり。

もともとの損害賠償請求は、パーです。

あらためて他の弁護士に依頼するにも費用と時間のかかることだし、あきらめました。

円満解決しましたという書面にサインしました。全然円満解決とちゃいますけど、これ以上引きずっても、精神衛生にもよろしくないですから、取りっぱぐれたゼニのことは、さっぱり忘れ去る方が良いですね。新たな稼ぎを得る方に頑張ります。

怠慢弁護士については、懲戒請求もしないし、ツイッターXで悪口拡散もしませんけど、よくこんな弁護士、存在しえたなあ。

ということで、弁護士というだけで賢くて信用できる人と思っていたのは大間違い、自己宣伝なんか真に受けたらアカン、ネットで探すのは危険、と勉強になりました。

人に頼むときは、信頼できる人からの紹介とか、市とかの無料相談窓口で選ぶとか、プレゼンを受けるとか、じっくり見極めてからの方が良いですね。

弁護士に依頼するときは、ハズレをつかまないよう、くれぐれもご注意ください。

まあ、なんでも同じかもしれませんけど、弁護士は損切がデカいですから、慎重に。

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