推手道場に新しいメンバーが増えました!
月一異流派推手交流会にも参加されている方で、なかなかの実力者です。推手道場のメンバーでは、一番遠方から来られることになります。
電車を乗り継いで2時間くらい??
えーっ、推手するのに片道2時間もかけて!?
まあ、私も安田先生に習いにいくのは、片道2時間くらいかかりますから、熱心な人にとってはそのくらい、アタリマエってことですね。
ちなみに私は推手道場まで自転車で10分でありまして、恵まれております。D公園も10分くらい。どちらでもN先生と練習してます。
前回の異流派推手交流会では、体重118㎏のラガーマンが参加されて、常連の強豪メンバーが吹き飛んでました。
うひゃー、すごいの来たなあと思いましたが、後期高齢者であるN先生は、いいようにあしらっておられまして、あらためて、さすがやなあーと感嘆した次第です。
そのN先生が毎週参加されている推手道場ですから、遠方から来るだけの値打ちがあるってものなのでありましょう。
私もさっそく新メンバーとお手合わせいただきました。勁のやり取り、なかなかハイレベルでとても楽しいです。
新鮮だったのは、足を踏んづけに来られることでした。足を刈りに来られることは、ままありますが、踏んづけられるのはあまりなかったです。
寒い日の準備体操と間合いの確認のために、足踏み合戦を自治会教室でやったことはありますが、推手の技術としては、考えたことがなかったです。
刈られるとモロにひっくり返りますのでよけますが、踏んづけられる分には、特に影響もないので、よけるべき? よけないでいい?と、迷いました。
足の裏からトゲトゲが生えていてグサッと刺さるとか、押しつぶされて足の骨が粉砕とかでしたら、やべーと思いますけど、軽く踏まれるだけで、動きを止められるということもなく、さてどうしたものかと、いろいろ試させてもらいました。
で、面白い対策を思いつきました。擦脚です。
踏まれた足で、相手の足の裏を浮き上がらせるのです。
体重の乗っている足を浮かせるのは難しいように思えますが、足の上に足が載っている状態は、地面にしっかり接地していないわけで、あんがいと浮かせやすいのですね。
套路の型どおり、手を単鞭に開き、ふわっを足を持ち上げると、うまい具合に崩せるというのを、なんどか試せました。おもしろい!
擦脚にはこんな使い方もあったのか~。
いつものメンバーばかりだと気づけなかったですね。新しい人と交流するのは、刺激になり、勉強になります。
ただ、陳式の間合いだと、足はもっと深いところに置きますので、実際に足を踏まれるというシチュエーションは、そうそうないかもしれません。脚で擦って崩すという練習の方が、役立ちそうです。
そういう練習も、いつものメンバーではなかなかできないので、どんどん試させていただこうと思います。
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