春秋大刀の傑作ができましたが、しばらく振っておりませんでした。というのも、雨続きで、濡らすのが嫌だったからです。木製ですもんね。
しばらくぶりで振ってみて、いい感じです!
樫の木の重量感、力任せでは厳しいので、両手に重みを分散し、股関節で吸収し、地球の力に合わせる感覚が、すごく濃くなります。
打ち出すのも、一方向に出しっぱなしでは、体を持っていかれますので、そのあたりの加減も絶妙になってきます。打つと同時に引く感覚といいましょうか、これが必然的な抖勁といえましょう。
小手先のチョコチョコした工夫など役に立ちません。全身全霊で振る必要があります。
といいつつ、姑息な工夫が入っておりまして、実は柄が楕円形です。もともと3センチの厚みの板だったので、横方向は3センチなのですが、縦方向は3センチ5ミリほどあるのです。
持ちやすいとは言い難いですが、刃の方向がわかりやすいです。
もう少し削って、真円に近づけてもいいかなあ。
しばらくこのまま使い込んで、もう手直しするところはない、というところで、耐水性をもたせるために塗装をしようと思っております。
本物に近い重量を求めておりましたが、練習用にはこのくらいがベストじゃないかなあという気もしてきました。
鍛錬を積んでいけば、まだまだいける!カモン、ヘビー!と思えるようになるのかもしれませんが…。
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