槍と玉下駄

お世話になっております太極拳の道場に、先輩が槍と剣を持ってこられたのです。

槍と剣はまだ習ってないのですが、棍と刀は習っておりますので、全然わからないわけでもありません。ちょっと振らせてもらいました。

先生の玉下駄を履いて、槍を振ってみました。とっても鍛錬になる、と聞いておりましたので、やってみようと思いまして。

玉下駄というのは、下駄の歯が、半球になっているものです。接地面は一点、二本足で二点ですので、とっても不安定。

歩くのも、ヨタヨタです。

はじめて玉下駄の先生に推手してもらったときは、先生、この玉下駄を履いておられて、しかも、両方の人差し指だけで、相手してもらったのでした。それで私のほうが立っておれず。当時はまったく未熟でありました。

それが今、玉下駄を履いて槍を振ってみると、おや、できる。

ビュンビュン突いたり振ったりできます。しかも、片足立ちもできます。ついでにキックもできます。

我ながら、抜群のバランス感覚になったなあ。バランスボールの上にも、しゅっと立てますもんね。

槍を振り回したあとは、丹田感覚がさらに冴え渡っていくような気もします。

推手をやってみましたが、片手で、両手の先輩の相手をできます。この分だと、近い内には、片足片手でもできるかもしれません。

調子に乗ってたらいけませんが、実際、成長目覚ましいです。我ながら。

これも、コロナ緊急事態宣言で、お出かけ機会が減ったおかげだと思います。

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