インプットとアウトプット

久しぶりに安田先生の練習会に参加しました。

新架式と棍の練習でした。すでに習っていることばかりでしたが、新しい発見があり、知らなかったことを知り、思い違いに気づけました。

今回は雑談タイムが長めだったように思いますが、私が作っている教科書に書き加えたくなるような、刺激的なお話もチラホラ。これは書けんなあ、という刺激的なお話もチラホラ。

練習生から質問がでるのも良いですね。先生の回答が、私の想像の上を行くので、とっても勉強になります。自分はまだまだやなーと思い知らされます。

先日、ある勉強会で「インプットばかりでなくアウトプットの機会も増やさないと、本当の実践にはつながらない」という話が出ておりました。

人のお話を聞いてお勉強するだけでなく、自分の体験談も語らねば、ということだったのですが、「先生」という立場になると、アウトプットの方が多くなり、インプットの機会が減る傾向があるようにも思います。

太極拳の世界では、先生になっても、じっくり研究の日々とか、未知の相手とお手合わせとか、真面目で誠実、熱心な人ももちろんおられますが、あぐらかいちゃっている先生も、いないでもないでしょうね。

私自身は、このごろアウトプットの機会が増えてきております。教えることで、自分の理解を深めたり、新たに気づくことも多くて、とてもいいと思っています。

しかし同時に、インプットの機会も減らさないようにしないといけないなーという気もしています。インプットをやめたら、成長が伸び悩んでしまって、達人への道が遠のくような気もするのです。

私が成長を続けておれば、私から習う人も、より質の高いものに触れることができますから、お互いに良いですね。

インプットの機会とアウトプットの機会が、時間的、物理的にかぶってくることが増えてきまして、ああ、どっちを優先しようとか迷ってしまったりもあるんですが、そこは直感で決めてます。

ですので、今日きてない! と期待を外してしまうこともあろうかと思いますが、より質を高める活動にいそしんでおりますので、長い目で見てご期待ください。

まあ、家庭の事情ということもありますが、そこは温かい目で赦してくださいませ。

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