ヤラレ役体験

なかなかに貴重な経験をさせていただきました。

某有名武術専門誌から、安田先生に、特集記事のための写真提供の依頼があったそうなのです。

春秋大刀の用法紹介ということで、ヤラレ役と撮影係の募集がありまして、どっちもできる私は、これはお役に立てるチャンス到来とばかりに、喜んで名乗り出させていただきました。

ヤラレ役にはもうおひとかた、古くからのお弟子さんの人も、カメラ持ち込みで遠路はるばる(車で5時間!)やってこられてました。

やられ役の二人は表演服姿でカメラを持ち、他にもお手伝いに来られた方お二人が、三脚に固定されている先生のカメラの操作と、レフ板係を担当され、にぎやかに楽しく撮影会と相成ったのでありました。

お天気が良ければ、絶景ロケーションの湖畔でということでしたが、あいにくの天気でスタジオ撮影となりました。

スタジオには、大刀やら槍やら剣やら武器がいっぱい。カメラもいっぱい。安田先生と私はフジフイルムX仲間だとわかりまして、ちょっとした喜びです。Xマーク入りのホットシューカバーと、手作り山椒縮緬雑魚をいただき、大変恐縮しました。

写真撮影は順調にうまくいきまして、私もたぶん紙面に載るんじゃないかなあと思います。

やられ役の名前は出ないでしょうし、顔が見えるかもわかりませんが、安田先生と一緒に掲載していただけるのは嬉しいですね。

撮影会は大変勉強になりました。

毎日のように練習している春秋大刀ですが、今回あらたに知ったことや認識できたことが多々ありました。

大刀は鍛錬のためのものなので、用法どうのこうのはないらしいのですけど、このように使えるという例をたくさん見させていただきました。見せてもらったというか、わが身で味わわせていただいたというか。

バッサリ首をちょん切られたり、喉を掻き切られたり、心臓をえぐられたり、大刀って凶悪です。

ちょっとした角度の違いとか、意識の持っていきようの違いとか、気づきがたくさんありまして、今後の練習の中身も変わると思います。

大刀は個人レッスンで学んだだけで、他の人がヤラレ役になっているところは初めて見た次第。しかもそれを撮影したりして、実に貴重な体験になりました。

撮影終了後は、近くの喫茶店で、これまた先生にごちそうになり、たいへん恐縮です。マイナー出版社のギャラなんてしれているだろうに、申し訳なくもありがたいことです。

ともかく、呼びかけに応じることができて良かったです。ラッキーでした。月刊誌の発売が楽しみです。

コメント

  1. 60代おやじ より:

    いよいよ全国デビューですね。恐らく「秘伝」誌かな? 絶対に購入します。楽しみにしています。

    • パパだよ より:

      おやじさま、ありがとうございます。

      御推察の通り、秘伝です。5月号くらいになるようです。