站樁功をやっていて、また感覚の変化がありました。
馬歩の感覚です。
骨盤と、肩甲骨の間あたりの骨が、ぐぐぐーッと横にスライドして開いてくる感覚が出てきました。
「骨盤が開く」とは、ずいぶん前に安田先生より教わりまして、私も自分の生徒さん方に説明していましたが、自分自身の感覚としては、実のところはイメージの中の世界、妄想の範疇を超えてはおりませんでした。
それが突然、ガガガッと門が開くといいますか、体の幅が広がったといいますか、太極拳の体になった!といいますか、突然大変化が起こったのであります。
具体的には、仙腸関節が動いたのだと思います。肩甲骨の方は、肩甲骨の張り付いている、背骨の左右のあたりが横に動いた感じです。
肩甲骨の感覚はイメージしてなかったですが、骨盤の方は知識として学んでおりましたので、そのうち広がるだろうとは思っておりました。
しかし、最初に聞いてから今日まで、実に5年くらいかかっております。
いやあ、気長な話やなあ。
30年太極拳をやってきて、正しい套路はここ5年、站樁功は1年1カ月、ようやく骨盤が動き始めました。
これでさらにいろんなことが可能になるとおもいます。
また一歩、達人に近づいた!
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