ショパンの「雨だれ」に挑戦

家族でくら寿司に行ったとき、醤油と甘だれを間違えて、あっ、しまった、違う味になってもうた、しかし、そういえばショパンの曲に「あまだれ」ってあったなーと思い出しました。

すし屋からの帰りの車中でYouTubeでショパン「雨だれ」を聴きまして、なんだか音の数が少なくて簡単そう、これなら弾けるかも? ピアノで練習をしてみようと思いました。

鍵盤を叩いて指先を鍛えられれば点穴にも役立つかもしれませんし。

実は私、小学生のころに嫌々ピアノを習わされていまして、少しくらいは弾けるのです。ベートーベン「運命」の始めのところとか、ドビュシー「月の光」の始めのところとか、弾けます。

大学生のころから始めたギター歴は長いので、楽譜も読めます。(ト音記号のところだけ)

自宅にあるアップライトピアノで、YouTubeに合わせて音を探りながら弾いてみると、メロディラインはなぞれました。和音がよくわからんなーと思っていたら、妻が楽譜をくれました。

妻は大学のピアノ科を卒業しているので、ピアノは上手です。「雨だれ」は単調でつまんないのでやらないそうです。シューベルトをよく弾いています。

しかし、ここだけの話、妻のピアノって、上手は上手ですが、あんまり感動したことがありません。ピアノ発表会では、だいたい大トリの2人か3人ほど前に出番がありますが、難なく、こなしているというかんじ。

だいたい、楽譜を先生にめくってもらいながら弾くのがいかん。套路を打つのに拳譜を見ながらやるようなもんです。

妻は、楽譜を見ないと弾けないそうです。

私は、脳に音声情報をすっかり刷り込んでからでないと、ギターはスムーズに弾けないです。

暗譜できてすごいねーといわれますが、私からすると、楽譜を見ながら弾けるほうが凄いです。目から入った画像情報を、脳内で音声情報に変換してから、指に伝達するということですから、プロセスが一つ多いですね。

新しい套路を覚えるとき、最初はメモとか見ながら、思い出しつつ練習しますが、すっかり覚えてしまえば、体感を思い出しながら練習することになります。

それがだんだん、新しい体感を発見して、套路の意味に気づくようになり、洗練されていき、やがて臨機応変に自動的に動けるようになります。

ギターなら、まずはすっかり覚えて、譜面を見なくても指が勝手に動くまで鍛錬します。フラメンコギターは、まさに「鍛錬」という感じでした。

その前にやっていたジャズギターは、メロディラインとコードを覚えたら、あとは他の楽器に合わせてアドリブです。こちらはクリエイティブというかんじですね。

楽譜を見ながらのピアノ演奏って、どうなんやろうなあ。課題曲が多くて、全部はとても覚えきれないということもありましょうが、人前で演奏する曲くらいは、すっかり覚えきって、半分寝ながらでも弾けるようになるべし、と思うのです。

そこまで弾けるようになってようやく、嬉しいとか悲しいとか、気持ちを乗せられるようになるのではないかなあ。

妻の暗譜問題はさておき、「雨だれ」です。

套路を覚えるときのように、最初からちょっとずつ覚えていくことにします。覚えたところは楽譜なしで繰り返し繰り返し練習です。とりあえず、最初の4小節はなんとなくできるようになりました。

1年くらいかけて、通して弾けるようになればいいなと思います。

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