娘の、10日間の短い夏休みは、あっという間に終わり。
初盆の供養もあったし、島巡りもしたし、充実していたようには思います。
充実していない時間は、漫画を見たり、ユーチューブを見たりしてダラダラ過ごし、さて、宿題は? といえば、なにもやってなーい!
学校は、あさってから、という日の夜のことです。明日は朝からお友達家族と遊びに行く予定があるそうで。
「こんなにいっぱいある、もうできるわけないよー」と泣き言を言っております。
目次
親に子供を責める資格があるか
「宿題をやりなさい!」と、日頃から妻はガミガミ言ってますが、妻も、だいたいテレビを見たりスマホ漫画を読んだりしてダラダラ過ごしておりますので、説得力に欠けますねえ。
私も、家ではパソコンに向かっている時間が多くて、傍目にはのんびりしているように見えると思います。「パパもパソコンで遊んでいる!」と娘には責められます。
会議の議事録を作り、太極拳のテキストを作り、ブログを書き、指は高速で動いているのですが。
朝は、健康ジュースをつくりながら、台所をきれいにしながら、中田敦彦のユーチューブ大学や竹田学校の授業を受けたりして、くたびれたら太極拳の套路を打ち、三線の練習もするという、朝から晩まで活動で埋まっている日々なのです。本当は。本当にくたびれたら、昼でも、バタッと、30分くらい寝ます。
ダラダラソファに寝っ転がりながらテレビを見ているのとは、内容が違うのですけど、子供には違いはわかるまい。
時間割を作る
さて、娘の宿題ですが、「宿題をしなさい」だけで、子供が動くはずもありません。
ここまで放置していた私にも、責任の一環はあります。
ここは策略を授けて、一気にやってしまおうと思いました。
A4のコピー用紙を出し、「宿題は何があるのだ、言ってみ!」と言いました。
算数、漢字、読書感想文、リコーダーの練習、運動会でやるエイサーの練習、絵日記など、次々出てきました。
それを、紙にリストアップしていき、どれからやるのだい? と優先順位付けして番号を振っていきました。
リコーダーはもう夜遅いので本日は不可。
絵日記は明日行くお友達との遊びのことを書く予定だそうで、後回し。というか、島巡りのことを書けばいいじゃないかと思いますが、そこは子供なりに何か思うところがあるのでしょう。
感想文は、本にメモを挟むだけだそうで、これは長期的な課題のようです。
エイサーの練習って、一日やったからと言ってどうにもならんような気もしますが、これはもう言ってもせん方なし。本日のリストに入れました。
そして、番号を振られた各項目に、所要時間を書き込んでいきました。これは、5分、これは10分、これは一時間、と見積もり時間を当てはめていきます。
大人はここで、所要時間設定に悩むところですが、子供はその点、直感でぱっぱっと、決めてくれますね。まあ、デタラメとも言えますが。
休憩10分は、私が設定しました。
そして、ゴール時間の設定です。何時までにやる、と決めたら、スタート時間が決まってきます。
タイマーを使う
今すぐスタートすると決まり、タイマーとストップウォッチを設置して、鉛筆を削り、ヨーイドン!
10分の予定だった項目は、10分経過したところで、そのままやりきるか? あとまわしにするか? と聞きます。
やりきるとなれば、A3のタイムスケジュール表の時間を修正です。
少々遅れがあるものの、予定通り進み、エイサーも踊り、休憩!
休憩時間は、徹底的にダラダラせえ! と指示しまして、回答に間違いがあるだのどうのという妻を、だまらっしゃい! と止めました。
メリハリを付けて、脳を回復させないといけません。
休憩終了のアラームが鳴り、再び開始。こうなってくると、面白くなってきたのか、娘はご機嫌でハイペース。
予定通り、2時間半で、本日の予定、全体の半分ちょっとをこなすことができたのでした。
明日も2時間半かけるとしたら、合計5時間。集中してやったら、10日分の宿題は5時間でできたということで、毎日均等に振り分けたら、一日30分で良かったのですね。
そのあたりの全体像が見えないと、やはりなかなか意欲が湧いてこないのだと思います。
時間割を組まないと倍以上時間がかかる
さて、翌日は、お友達の遊びから帰ってきてから、宿題の残りをはじめました。
まずは、早い時間のうちにリコーダーの練習。これは、ママ担当。
ここで、私もつい、ママに任せてしまって、後の指示がお座なりになってしまいました。というか、この日私もくたびれていて、うつらうつら居眠りしていたのです。
「休憩時間に、一本だけ、ユーチューブで弱虫ペダルを見せてよー」というので、いいよーと言ってしまいました。
しかし休憩時間30分は長すぎます。ペースが崩れますね。
そして、休憩時間に頭を使っていると、集中力が途切れます。
きのうあれほど、ぱぱっと調子よく進んでいたのに、この日はダラダラの泣きべそモードで、宿題が終わったのが、深夜というか早朝というか、AM3:00でした。
いやあー、頑張ったと言うか、ママのリードが悪すぎると言うか、子供にこんなに夜ふかしさせたらあかんと言うか、いろいろ反省点がありますが、とりあえず、やりきったのは良かったです。
宿題は、計画的に、取り組むべし。
やるときは集中してやるべし。休憩は全集中して休むべし。
時間割とタイマーのあるなしで、効率が全く変わると知るべし。
という教訓を発見できてよかったと思います。
明日からは、早く寝ましょう。
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