政府が推奨する、Go To Travelすなわち「旅に出よ」キャンペーンの趣旨にのっとりまして、旅行に行ってきました。
キャッシュバックとか、なんだかよくわかりませんが、とにかく、娘の夏休みに合わせて、出発!
当初は、愛知県の佐久島に行くつもりだったのですが、直前に、愛知県が緊急事態になりましたので、予定変更。
瀬戸内海はしまなみ海道、因島を中心に島巡りにしました。
目次
旅館の予約は取れました
例年、混むのがわかっているお盆は外すのですが、今年は、娘の夏休みも短く、私の予定もいろいろあって、8月12日から14日という、帰省ラッシュのピークになってしまいました。
さて、こんな直前に宿が取れるのであろうか、でも、コロナだし、と思って、楽天トラベルで探してみると、良さげな民宿、ホテルは、やっぱりというか、意外にもと言うか、もういっぱいでした。
家族旅行向けのホテルや旅館は、もう受け付けておらず、自転車一人旅とか、仕事関係で連泊するような旅館が、ちょろっと空いておりましたので、そちらに。
お食事や、アメニティの充実度は、ちょっと落ちるかもしれませんが、まあ、いずれは無人島キャンプをしようと思っておりますので、だんだんと、無に近づけていかねば。
実際に宿泊してわかったのですが、予約客で満員御礼だったのではなくて、旅館側が、入館者の制限をしていたみたいです。1フロアほぼ貸し切り、とかで、お風呂も、サウナと水風呂は休止中とか。
そのぶん、旅館の人と親しくお話できましたけど。
旅館側も、もし感染者が出たら、吊るし上げられる! という恐怖感があるみたいです。
入館時に、発熱チェックが有りまして、これ、もし発熱していたら、やっぱり入れてくれないんでしょうかね?
旅先で、宿に入れなかったら、たいへんですねえ。車で寝たりしたら熱中症で死ぬかもしれないし、コロナ受付可能病院に駆け込まないといけないのでしょうか?
高速道路渋滞なし
道は空いていてスイスイでした。
渋滞しだした!と思ったら、故障車が止まっていたとかで、自然渋滞はありませんでした。
高速道路のサービスエリアには、場内誘導の方がおられて、まあまあ、賑わっていましたが、止めるスペースがない! というほどのことはなかったです。
帰省や観光シーズンでもない、普段の、土日程度の込み具合じゃないでしょうか。
フードコートの席も、ソーシャルディスタンスで、飛び飛びの席になっていましたが、空くのを待つというほどでもなかったし。
フードコートでは、みんなマスクは外しますが、おみやげコーナーではマスクをするという、この妙ちくりんな風習も、違和感を感じなくなってきた今日このごろ。
スーパー銭湯なんかでも、更衣室までマスクをしていって、服と一緒にマスクも脱ぐわけで、なんのこっちゃ、という気がしています。
マスクなんて馬鹿みたい、と本当はみんな思っているのではないでしょうか?
フェリーもガラガラ
因島から、生名島に渡るフェリーも、待つこともなく、スッと乗って、スッと渡れました。車の人は、車から降りることなく、あっというまに到着です。
家族3人、車ごと運んでもらって往復で1000円ほど。安いなあ。
ちなみに向島から尾道には、180円でした。
向島でとまった旅館は食事なしだったので、すぐ目の前の尾道に、船で行ったり来たりしました。
自転車で島巡り
生名島でレンタルサイクルを借りて、佐島、弓削島と、橋を渡ってサイクリングしました。
時々、自転車の人ともすれ違ったりしましたが、そんなに自転車だらけという雰囲気でもなかったです。弓削島の、しまだcafeというお店も、ランチ時だったのに、私達の貸し切りのような雰囲気で、おばちゃんに親切にしてもらえました。
フェイスブックにも載せてくれてました。
レンタルサイクルも、場所によっては休止しているところもあるようですね。
観光名所もガラガラ
娘が「ヒカルの碁」のアニメを見て、本因坊秀策に関心を持ったので、因島にしたのです。サイクリングは「弱虫ペダル」をアマゾンプライムビデオで見て、ロードレーサーに乗りたくなったからです。ロードレーサーじゃなくクロスバイクでしたが。
本因坊秀策囲碁記念館も、因島水軍城も、途中で寄り道した兵庫県たつの市の龍野城、ヒガシマル醤油記念館も三木露風生家も空いていて、説明を聞いたり、弓矢を射たせてもらったり、お値打ちでありました。
秀策囲碁記念館では、小学3年生の、囲碁初心者の娘も、対戦してもらえましたし。教えてもらいながら、勝たせてくれてました。もう、父より強くなりましたね。
対局している人もみんな、マスクやフェイスシールドをされていましたが、碁石を打ち合うのですから、意味があるのかなあ…という気がしないでもないです。
対局ごとに、指や碁石を消毒しているのかな?
海水浴場が閉鎖
向島の海水浴場に行ってみたら、なんと閉鎖中!
グーグルマップで、どこかに海水浴場はあるかなーという、計画性なしの行動が、良くなかったですね。
ネットで、営業中のところを探すと、因島のしまなみビーチがやっていることがわかったので、そちらに。
ここは、プールもあって海と行ったり来たりできるようになっているらしいですが、プールの方は休館中で、海だけでした。シャワー室は使えたので、よかったです。
そんなに広いビーチではなくて、けっこう密でありました。マスクをしている人はいませんでした。笑
自粛ムードの中の旅行は楽しかったです。
待ったり混んだりが嫌いな私としては、この自粛ムードの中の旅行は、なかなか良かったです。
休止中とか閉鎖中で、ざんねん、というところも多々ありそうですが、やってるところに行けばよいですし。
世間では、まだまだ感染を恐れて、外出を控えられる方も多いと思いますが、現実的には、もう感染して死ぬというような事態は、非常に少なくなっております。
PRC検査の数字だけで怖い!という風潮がありますが、発症者、重傷者、死者という数で見ると、熱中症のほうがずっと怖いでしょう。
そういう私もまるきり不用心、というわけではありません。
次亜塩素酸水のボトルは旅行中もずっと持ち歩いて、こまめに消毒除菌をしておりました。
旅先で出会った人と握手やらハグもしておりません。(日頃からしませんが。)
やたらめったら、不用心もダメだと思いますが、あまりに恐怖にすくんで、人生の楽しみを失うというのも、よろしくないと思っております。
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