中古車の価格は、走行距離によって変わります。
下取り査定なんかですと、査定表によって、キロなんぼ、と減点するのですが、実際の相場はその通りでもありません。
トラックなんかだと、距離より架装とか程度のほうが重要視されますし、高級車だと、走行距離によって大きく値段が変わります。
乗用車の場合1年で1万キロがだいたい標準ですが、高級車は(セルシオとか)意外と多走行車が多かったです。会社のエライさんが、業務で乗るからですね。
たまに、走行距離の少ないのが、オークションに出てきたりすると、エライ値段までせり上がったものでした。
実際のところ、走行距離で車の程度は変わるのかといえば、これは変わります。
というか、丁寧に乗られていたかどうかの差が、走行距離が増えると大きくなるんですね。
乗りっぱなしのクルマで、オイル交換もサボっているようでは、3万kmでもエンジンがパーになったりします。(なぜかホンダのクルマに多かったです。平成10年ごろの話。)
丁寧に乗られていれば、距離を走っていても調子がいいです。
ハンドルとかシートに、スレやヤレが出てくるのは仕方がありませんが、見た感じきれいだし、ストレスなく走れます。
私は、小型スポーツカーであるユーノス・ロードスターを17万kmのりましたが、メンテがバッチリでしたので、非常に調子が良かったです。
革が破れてきたので、ハンドルを変え、ペダルに穴が開いたので新品に替えました。幌も車上荒らしにあったので2回替えました。
10何万kmも走っているといえば、みんな驚いたものです。
ですので、中古車を選ぶときは、走行距離だけをみるのではなく、程度の良し悪しを見るのがよいです。
これは経験を積まないと、なかなか難しいですけどね。
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