中古車ブローカーの商売の手口

一昔前、私がディーラーに勤めていた頃は、アマチュアかプロか、よくわからないようなブローカーがたくさんいました。

ブローカーっていうのは、店舗や在庫を持たず、注文を受けてから中古車を探し、客に実物を見せて、OKがでてから仕入れるというスタイルです。

バーのマスターが、お客さんに頼まれると車も売る、という半分趣味みたいなブローカーさんもおられました。

業販センターまでお客さんを連れてくるブローカーもよくいました。

業販のクルマには値札はついておりませんので、値段はつけ放題です。

よくあった手口がが、卸値から5万円だけ儲けさせてね、と客に言っておいて、業販課の担当者に目の前で卸値を聞くという手口。

お客さんは、このブローカーを良心的だなーと思うわけですが、ところがどっこい。

担当者とブローカーは事前に口裏は合わしているわけですよ。

本当の卸売価格より、まだ5万円とか10万円とか、50万円とか、上乗せした金額を担当者は伝えます。

お買い上げになってお客が帰ってから、「そんじゃ、なんぼで」と業者間取引されるんですね。

「お主も悪よのう~。」なんて、業販担当者はブローカーを持ち上げるのですが、実は業販担当者はもっと悪でして、他の、店舗型の手堅い業者より、ブローカーにはだいぶふっかけています。

ブローカーって、どうせ在庫リスクもないんだし、あとからクレームつけて値引きを要望したり、キャンセルがあったり、金払いが悪かったり、最悪は行方不明になったりするしですので、売れるときは儲けさせてもらっていました。

サラ金の客は金利が高いというのと同じような理屈です。
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