介護タクシーのドライバーを10年やっていましたので、思い出話がてら、ドライブテクニックの話なんかをしようかなと思います。
まずは、自己紹介します。
私は、二十歳でオートバイとクルマの免許をとって以来、物好きながら全ての自動車運転免許にチャレンジし、地元で試験のなかった大特二種と牽引二種以外はすべて取得しました。
はじめはクルマ屋に就職しまして、スポーツカーから、大型トラックやダンプなども運転しました。
介護タクシーを始めてからは、体の不自由な高齢者や障害をお持ちの方の送迎に、忙しく走りまわっておりました。
主に通院の送迎が多かったのですが、車椅子を押しての観光案内などもしていました。
介護タクシーとは
介護タクシーとは、乗客を、介護が必要な高齢者や、障害をお持ちの方に限定したタクシーのことです。
ドライバーがヘルパーを兼ねている場合が多く、二種免許と介護の資格の両方を取得しているドライバーが多いです。
また、タクシー車両は、車椅子やストレッチャーに対応できるように、スローパーやリフト車が多いです。
介護のタクシーが普通のタクシーと違うのは、要介護状態の人の介護を、乗り降りの前後にしたり、車いすのお客様がほとんどなので、特別に丁寧な運転をするってことです。
道で手を上げている人を目指して、バーンと割り込みしていくこともないし、「警察だ。前の車を気づかれないように追いかけてくれ。」「ヘイ、合点でさあ。旦那、捕物ですかい?」などというやり取りも、絶対にありません。
しかし、通院の予約時間が非常にタイトなスケジュールのことが多くて、のんびり流しということがなく、空車の時は、わりと荒くたく飛ばしてたことは多かったです。
というわけで、自分が特別運転上手だとは思わないのですが、他の人々の運転を見ていると、安全運転のプロとして、アドバイスしたくなることがたくさんあります。
直接言えば、余計なお世話ってもんですけど。
まあ、どなたか関心を持ってくれればいいかなと思ってます。
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