介護タクシーの運行管理者

介護タクシードライバーの運転術

介護タクシーにかぎらず、運送事業には、運行管理者というのが必要です。5台以上になると資格者が必要なのですが、5台以下でも、そういう役職は必要なんです。

何をするかというと、タクシーの運行を管理するということなんですが、具体的には、朝礼をするとか、アルコールチェックするとか、配車の段取りをするとか、そういったことですね。

労務管理も含まれます。長時間労働になってないかとか、休憩時間はあるかなどです。

個人営業の事業所では、おとうちゃんが運転手で、お母ちゃんが運行管理者だったりします。実際には、おとうちゃんが全てやっているということが多いでしょうが。

 

ところで、一般的ドライバーの人、仕事として運転する人じゃなくっても、運転手脳と、運行管理脳は必要かもしれません。健康状態のチェックや、車両の安全なども考えないといけませんから。

ちょっと飲んだけど、まあいいか、とか、疲れていて眠いなあー、とか、自分が運行管理者としてチェックする立場だと脳を切り替えれば、許すことはできませんね。(過労運転を黙認した運行管理者は逮捕されます。)

スピード違反や駐車違反も然り。

第三者的というか、上司的目線を持って、自分自身を管理いたしましょう。

 

ちなみに余談ですけど、運行管理者の資格には試験がありまして、合格率は低いです。14%とか、そんなんです。

ただ、これは難易度が高いのではなくて、勉強しない人が多いんじゃないかなというような気はします。

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