丹田は点

「丹田の感覚は大きな球体から、だんだん小さくなり、やがて点になる」と、だいぶ前に安田先生に教わったのです。

このごろ、もっちりした球体になってきたなあという丹田感覚はありましたが、「丹田が点」という意味はサッパリ分かりませんでした。

が、先日の自分の套路や、N先生との推手動画を見ていて、けっこう円運動になってきているなあと気づきまして、円運動というのは、円の中心、独楽の軸みたいなポイントがあるわけで、そのポイントとは、すなわち点じゃないか! と閃いたのであります。

なるほど! このことか!

これまで軸というのは、体の垂直線、もしくは水平線だというイメージがありました。

横に方向転換するときは、タテに軸があり、上下方向にグリッと回るときは横軸ですね。

しかし、横回転、タテ回転と目まぐるしい、棍の動作や、N先生との超スピード推手だと、軸は縦とか横とかいってられなくて、一点になってきます。

その軸となる一点が、丹田にあるとき、体全体が独楽のように回ります。

ヘソ下三寸の臍下丹田だけでなく、高い位置にも丹田はありますが、臍下丹田以外のところが軸になる場合は、部分的な回転になります。

丹田の変化とは、これまで感じてきたモチッとした球体が、だんだん圧縮されて、小さく小さくなって、しまいにブラックホールになるんかな? という推測は違ってました。

小さくなる前に、いきなり点感覚を理解しました。

ちかごろなんとなく そんなイメージもあったのですけど、自分の動画を見てハッと気づいて、それを意識して練習を繰り返しているうちに、確信を持つに至った次第です。

このイメージができると、今までの自分の動きは、まだまだ甘いところ、雑なところ、隙がいっぱいだったと思えてきます。

軸の点が、丹田とズレて一致していないと、動きが悪いです。きれいな円運動になりません。纏絲の勁もブレます。

肘の位置や、肩が上がるとか、上下相随とか、開合にも関わってきます。

あー、まだこんなにヘタクソやったんやなーと認識新たになりました。まだまだ伸びしろいっぱい。

また一歩、達人に近づいた!

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