安田先生から、新架式は、まだ一回レッスンを受けただけですが、習ったことを意識しつつ、繰り返し練習していると、いろんなものが、ずずずいーっと繋がってきました。
地元の教室で習っている新架式、もっと前から通っている楊式太極拳も、おんなじものに思えてきたのです。
楊式の教室は、妻が昔から通っていて、そこで娘もカンフー体操を始めたので、私も付き合って、ずいぶん長いこと、通っております。
何度も書いているような気もしますが、こちらの教室の先生は、太極拳がまるでわかっていなくて、てんでデタラメです。表演競技を「ハリボテ」と揶揄してしまう私ですが、こちらの教室のはハリボテにさえなりません。
ずいぶんひどく書いておりますが、ここの教室の人って、太極拳をちゃんと勉強したいという情熱を持って情報を探すような人は皆無であり、太極拳ワードで検索にもかからないであろう私のブログが見つけられる可能性は極めて低いので、安心して好き勝手に悪口を書いておるのです。
そんな頓珍漢な教室で私が何の練習をしているのかというと、楊式の形と順番で、陳式の練習をしていたのであります。
でも、老架式だとかなり違った感じになるので、そりゃー陳式や~とよく指摘を受けておりました。ああ、そうだよ、ちゃんとした楊式太極拳なんて習ってないもんね、と思いつつ、すみません、つい癖が出て…なんて言っておりました。
ところが新架式を学んで、内功とか、混元の揺らぎやウネリを意識するようになってくると、楊式太極拳の動作って、すごくシックリくる!と気づきました。あまりしっくりくると、つい震脚とか発力とかしたくなりますけど、我慢して柔らかにやってます。
楊式太極拳の始祖の楊露禅は、陳家溝で長年修業したはずなのに、なんで陳式と全然違うんや、と疑問でしたが、新架式を間に入れると、全然違っていない、おんなじや、という気がしてきたのです。
ちゃんとした表演用楊式套路を習ったことはありませんので、ちゃんとやっている人が見たら、そんなん違う!と言われるかもしれませんが、勁の流れとか、推手で使えるとか、そういう観点でみると、実に太極拳ぽいと思ってます。
どっちにしても、教室の先生の見本とは、全然違った感じになってしまっております。しかし、誰からも文句はつけられなくなりました。どっちが太極拳っぽいのか、違いが、皆様にも分かってきたのじゃなかろうかと、思ってます。
コメント
深いです。分かるような気はしますが、分かりません(( ;∀;)。
おやじさま
体感の世界ですからねー。言葉では説明しきれない世界です。