介護タクシーの交通違反

介護タクシードライバーの運転術

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連休には、普段乗り慣れていないドライバーが増えますが、プロフェッショナルでも、慣れない道を走ったり、疲れが溜まっているときにはご用心です。

かく言う私も、実は信号無視で捕まったことがあります。

普段あまり行かない病院から、救急搬送された方の輸送の依頼を受けたときです。

もう日も暮れかけていて車も混みだす時間帯。前の車に続いてなにげなく交差点を左折したら、

ふぉーーーーん。

パトカーのサイレンの音がなって、
「前の介護タクシー、左によって止まってくださーい!」

何があったのかわかりません。

介護中でも警察は容赦なし

おまわりさんの説明によると、信号が直進矢印しか出てなかったそうです。

なんとまあ、直進、右折、左折、とバラバラに表示されるというややこしい信号だったのですね。

やられた~。

パトカーもカモが引っかかるのを待ってたのかもしれません。

「あのー、患者輸送中なんですが~。」

「そうですか、では、手早く済ませます!」

そういってパッパと違反切符を切ってくれました。減点2点反則金9000円です。イタイ。

車椅子のおばあさんが後ろで苦しそうな声を出すので気を取られていたということもありますが、プロとしては恥ずかしい話です。

 

知らない道でやってしまいがちな違反をあげときます。

●本道に合流したつもりが実は一旦停止だった。
●脇から入り込んだら一方通行を逆走していた。
●時間帯によって進入禁止の道路だった。
●Uターンしたら転回禁止だった。

標識を見落とすとやってしまいます。

そして、そういうところには、きっとおまわりさんがスタンバイしています。

危険を防止するためというより、カモが多そうなところで点数稼ぎという風にも思えますが、捕まってしまったら、点数も反則金も痛いし、余計な時間も取られるし、気分も悪いですから、十分に注意しましょう!

また、介護タクシーは、宅配車と同様、車を止めて離れねばならない状況が多いんですけど、そうなると駐車違反でもつかまりやすいです。

このお話も奥深いので、また別の記事に。

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