陳式太極拳で金メダル優勝いただきました

第32回大阪府武術太極拳選手権大会に出場いたしまして、男子陳式太極拳の部で優勝、金メダルをいただきました!

昨年の3位銅メダルから、銀を跳び越え、第1位です。快挙!

(下の動画は、太極拳教室の友人に撮影してもらいました。)

同じクラスの選手に、キチッとまとまって勁も感じさせるとても上手な人がおられたので、私は入賞しても、銀か銅かな…と思っていたのですが、まさかの金!

こりゃ嬉しい。

応援に来てくれた友人知人達にも喜んでいただき、風邪ひきで家で待っていた家族、教室や道場にもラインを送って喜んでいただき、安田先生にもメールを送って喜んでいただきました。

委員長席で一日中難しい顔をして座っておられたN先生も、内心喜んでくれていたと思います。

大会にエントリーしていながら、急逝された藤田さんも草葉の陰から喜んでくれているに違いなし。

そもそも私が大会に出る気になったのは、藤田さんに「あんたも大会、出えやあ~。ええとこいくんとちゃう~」と後押ししてもらったからです。

感謝して、あらためてご冥福をお祈りいたします。合掌。

優勝した勝因は、内功が充実して昨年よりレベルが上がっていたとは思いますが、内功は採点に関係なさそうなので、靴が脱げなかったのと、時間配分かな? と見ております。

昨年は、靴がスリッパ状態になりながらも、ただ勢いでやっただけで、3分のホイッスルと同時に収勢、制限時間(短い方の)ギリギリというあわただしさでありました。

今回はだいぶ気持ちに余裕がありまして、ゆっくりするところは目いっぱいゆっくり、なんなら休憩まで取りながら、そんで発力の連発は、思い切り景気よくやって、メリハリを心がけました。

同コートで同時進行の人より、だいぶ粘って、時間を有効に使えたと思います。

その方は3位。私が上手やなあと思った方は、2位でした。

表彰後、少しお話しましたら、3位の方は太極拳を始めたきっかけが、陳正雷老師を見たからだそうで、私と同じ! シンパシーを感じますね。

2位の方は、推手ももっと学びたいけど、なかなか機会がない、推手機会に恵まれている私を、いいなーと羨ましがってくれました。

推手の機会に恵まれているというのは、なかなかにありがたいことなんですねー。私は恵まれております。

太極剣・刀の部は、春秋大刀で出場しましたが、こちらは入賞ならず。ところどころ、間違えたのと、途中でメガネに当たってズレてしまいまして、アタフタしたのが悪かったのかも?

昨年は、陳式双刀で金メダルでしたので、ざんねん。

今年は、出場者が多かったですねー。

1位と2位が陳式剣で、3位以下が42式規定剣、そこに私の春秋大刀が紛れ込んでる、みたいなかんじでした。

成績は振るいませんでしたが、手作り木刀の春秋大刀、会場中の目を引いていたと思います。

終わってからも、会場で多くの人から声をかけられました。満足満足。ますます腕を磨いてまいりたいと思います。

でも来年は、陳式剣で出場しよう。

昨年の様子。

>>表演大会で優勝しました

 

コメント

  1. 60代おやじ より:

    おめでとうございます! 素晴らしいです。動画を拝見しました。素人の私からすると
    陳家溝の達人にしか見えません。また直々にご指導頂きたいです。

    • パパだよ より:

      おやじさま、ありがとうございます!

      金メダル程度では、達人にはまだまだ。さらなる精進に励みます。

      ぜひまたご一緒に練習いたしましょう!

      ちなみに、信頼できる筋からの情報によると、あと二人抜かすと、全国一位が見えてくるそうで…。

      達人になる前に、とりあえず日本一でも目指そうかな、と思います。

  2. U より:

    こんばんは、Uです。
    金メダルおめでとうございます!
    動画、拝見致しましたよ。
    私には内功の優劣の判断はできませんが、ホンマもんの凄みは感じ取らせて頂きました。素晴らしい!
    装飾動作のない純然たる伝統拳術スタイルが、表演大会という舞台でちゃんと評価された、という点も良かったと思います。この大会主催団体にも、正当な点数を付ける審判もいるのだ、と認識を新たにしました、身内贔屓のインチキ傀儡審判ばっかりだと思っていましたので。
    こうなったら、ぜひ日本一目指して下さい!

    • パパだよ より:

      ありがとうございます!
      ポイントをまるきり意識していない表演に評価していただけて、私も驚きました!

      めざせ日本一! と思ったら、大阪府の陳式クラスはシード選手の全国大会出場が2人決まっていて、一位でも出場枠に入れないそうです。
      ざんねん!