琴をゲットしました。
大学少林寺拳法部の友人から「琴、いらん?」と連絡があったのです。
「タダやったら欲しい」と答えたら、タダで良いとのことで、いただけることになりました。
友人のものではなくて、知り合いのそのまた知り合いが、引っ越しかなんかで手放されるような話でした。
友人は福祉関係の仕事をしているので、そのつながりかもしれません。
最初、送料が結構高いと聞いてましたが、なんと引っ越し屋さんがタダで届けてくれるってことで、ほんとに持ってきてくれました。
たまたま近くとか、通り道だったのかなと思って聞いたら、そうでもなくて遠いところわざわざ来てくれたみたいです。
お礼に、お茶のペットボトル2本を用意してましたが、1本だけもっていかれました。
なんだか、申し訳ないなあ。
タダでもらえるようなのは、どうせボロッちいだろうと思っていたのです。
ケースはなくて当然、絃が全部切れてるとか、ボディが割れているとか反っているとか、落書きだらけとか。
ところが、きれいな緑色の袋に入っていて、中身を出してみると、まったくキレイ。傷もなくて、弦も端っこが丁寧にまかれていて、大事にされていたものだと思えました。
弦を下支えする、三線で言うところのウマ、琴では「柱」と書いて「じ」というそうですが、そのポジションにチョークみたいなので書かれた白い印が入っていて、YouTubeにあった柱の立て方を参考に、印に合わせて柱をセッティングして、ポロンポロンと弾いてみたら、おお、これは「さくらさくら」のメロディ!
絃の張り具合が狂っていたらこうはなりませんでしょうから、ごく最近まで使われていたのでしょうね。
所有者が、お年を召して、自宅から老人ホームに転居することになって、愛用の琴を手放すことにしたけど、買い取り業者に二束三文に買いたたかれるのは忍びない、せめて弾いてくれそうな人はいないかと、ヘルパーさんに聞いてみたところ、同僚の友人に沖縄の三線をやっとる奴がおる、そいつなら欲しがるかも、というような流れではないかなあ~と、これは推測です。
ボロっちかったら三線教室の飾りにでもしようと思っておりましたが、これは使える、いい音が鳴るし、練習してみよう!
娘は、琴が来ると聞いて、ツタヤで「この音とまれ」という琴の漫画を借りてきて予習しておりましたし。
しかも娘は、琴の爪ももってました。以前、おばあちゃんに買ってもらったそうで。私はないけど。
デタラメに弾いてみましたが「桜」は、すぐ弾けました。「荒城の月」も、ちょっとチューニングを変えたら弾けました。
スマホで動画を撮って「ぼくにも弾けた!」といって、Lineで友人に送信して、お礼を言っときました。元の持ち主に届けば、感動してくれるか、愕然として後悔されるか、わかりませんけど。
琴は、手前が高い音で、奥が低い音というのは違和感があります。
しかし、ギターや三線みたいに、フレットや勘所を左手で押さえて音程を変えるのではなく、すべての弦の音が決まっているので、わりと簡単かも? とも思えます。左手は押したり引いたりして、微妙に音色を変化させたりするようですね。
とりあえず琴の知識はほぼ0なんですが、三線やピアノをやりつつ、琴も触ってみよう。
太極拳の名人には、琴の名人も多かったと聞きますから、これも達人への道に必要なアイテムなのかもしれません。不思議な縁です。
ちなみに、映画「カンフーハッスル」では、殺し屋が琴を弾いておりましたね。
スカイプのbingに、聞いてみました。
質問「太極拳の名人には琴の名人が多かったのですか?」
bing「太極拳と琴は、ともに中国の伝統的な芸術であり、古くから高い精神修養を求められるものとされてきました。
太極拳の名人には琴の名人が多かったという具体的な資料は見つかりませんでしたが、太極拳と琴の関係については、いくつかの逸話や伝説があります。
例えば、戦国時代の士大夫(貴族)伯牙は琴の名人として有名で、その琴をよく理解した親友の鐘子期を聞き手としてよく琴を演奏していたと言われています。 伯牙は太極拳の創始者の一人とされる張三丰の師匠であるという説もあります。
また、清代の太極拳の名人である楊露禅は、琴の名手でもありました。 楊露禅は、太極拳の套路を琴の曲になぞらえて「白鶴亮翅」、「雲手」、「金雞独立」などと名付けたとも伝えられています。
太極拳と琴は、ともに内面の静寂と外面の動静を調和させることを目指す芸術であり、古来から多くの人々に愛されてきました。太極拳の名人には琴の名人が多かったというのは、そのような共通点に基づく想像かもしれませんね。」
(AIに著作権はないと思いますので、まるまる転記してます)
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