輪になって推手

太極拳の集まりの公園で、「雲手」の推手の相手をして! と頼まれ、「いいですよー」と答えました。

他にも、練習したがっている人がいたので、「じゃあ入ってください」と、3人で輪になって、手を雲手で回してみました。

「歩法もつけてみましょう」と横歩きして、グルグルとまわってみました。

「私も入れてー」と4人目が入ってきたので、では向かい合わせの人が「合」のとき、間の人が「開」で、と開合もやってみました。

さらに人が増えて、6人くらいになり、輪が大きくなりました。

「では、足技もつけてみましょう、雲手で擦脚をいれましょう。開合では蹬脚をいれましょう。」(逆もアリですが、何となくこっちの方がやりやすい)

輪になってグルグル回って、足を上げるという、マイムマイムか花いちもんめみたいなノリになってきました。

擦脚や蹬脚が一体何をやっているのか、案外とみなさん知らなくて、この練習でだいぶん感覚をつかめたんじゃないかなあと思います。

「みんな手足が繋がってない!」と、よくお嘆きになられている先生がいるのですが、こういう練習方法はどうでしょうね?

ご要望とご期待に応えようと思って、なんとなく新たな練習方法を思いついてしまいましたが、手足が繋がってない人も四正推手で頭がこんがらがっている人も、こういうことから推手になじんでいけば良いのではなかろうかと思った次第です。

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