今年最後の夢

初夢じゃなくて、今年最後の夢が、ヘンテコな夢でした。

誰かと対戦しているのですけど、自分の体が動かない!

後ろから、誰かに羽交い絞めにされているのです。

前面の敵は、殴ってくるし蹴ってくるし、ヤバいー!

もぞもぞと、ちょっとだけ動けるので、なんとかよけようとする私。

すると、絶妙な感じで痛くない程度に受けて流せるのです。

自分の思い通りには動けていないのですが、うしろの羽交い絞めの抑制が、ちょうどよいかんじで、自分の技量以上の動きをしてくれます。

後ろは誰だ! と思ったら、安田先生でした。まあ!

前面の猛攻を、危ない危ないと思いながらも、なんだか二人羽織みたいなかんじで、すべて受け流せ、相手に肘とか膝を流し込み、地面にたたきつけたのでありました。

なかなかに教訓を含んだ夢だったようにと思えます。

太極拳は、気まま我儘に動くのではなく、安田先生から学んでいる、伝統の厳格な決まりを守って動くのだ、さすれば、自分の表面的な能力以上の、先天の気、天分の才を発揮するのだ! という教えだったのだと思います。

来年は、よりわきまえて、さらなる精進に励みたいと思います。

ところで、布団の中で実際に後ろから羽交い絞めにしていたのは、うちの奥さんだったのですけど、これはきっと、家庭は気まま我儘に動くのではなく、妻の考えに従って動くのだ、さすれば、家内安全、無病息災、商売繁盛、になるのだ!という教えだったのだと思います。

めでたしめでたし。

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