雨の公園で練習していて思いつきました。
条件の違う環境で練習すると、いろいろと妙なことを思いつくものです。
雨よけの屋根を支えている鉄柱が邪魔だと思っておりましたが、思考を転換して、この鉄柱にまとわりつくようにグルグルまわりながら套路をやってみました。
距離感をつかむ訓練にもなるし、足運びに応用を利かす練習にもなりますし、鉄柱にペタペタ張り付けば、粘勁を養う訓練にもなります。
肘や膝、肩や背中もひっつけていけば、いろんな用法も思いつきます。推手とはまた違った実戦的トレーニングにもなるような気もします。
少林木人拳に対抗して、太極鉄柱拳と名付けました。笑
棍や刀でも同じように練習できます。まわりの椅子も仮想敵として、突っついたりできます。鉄柱に棍が当たると、カーンと音が響いてしまいますので、寸止め、またはネットリとへばりつくようにしています。そのほうが、太極拳らしいですね。
それともうひとつ思いついたのは、平均台太極拳。
これは砂場のヘリです。この上で套路練習です。
グラグラすると、水たまりに落っこちるのでスリリングです。
私はもう姿勢がグラグラすることはないので、そういうスリリングさを味わうための練習ではなくて、足運びの練習になります。大きく丁寧に45度づつの角度を変えて、直線状にいったりきたりします。(玉女穿梭の飛ぶところで落ちましたが…)
太極拳の動作の要求が、よりシビアに求められると思います。
昔は、七星とか梅花と呼ばれる、杭の上での対練があったそうですが、それにくらべればまだまだ全然ラクラクな訓練方法ですね。
また、いろいろ思いついたら試してみようと思います。
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