良い会社と危ない会社の見分け方

中田敦彦のYou Tube大学で「良い会社と危ない会社の見分け方」というお話をしていました。

危ない会社といえば、銀行から出向してきた人が社長になったとか、労働組合がいくつもあって経営者がニッチモサッチモ動きも取れないとか、韓国や中国に投資をしていて引くに引けぬとか、反社会的勢力とのつながりが深いとか、そういうこと? と思ったら、財務諸表や株価指標から判断する、というお話でした。

なーんだ。

まあ、基本といえば基本ですが。

私は昔、M&Aで、経営難の会社を買おうとしていた時期があったのです。

いずこも経営難なので、財務諸表は良くないです。零細企業なので、株価指標なんてありません。

現状の取引先や業務が、私の持つ強みとマッチさせて強化させて将来性があるかどうかというところが、判断のポイントでした。

そのあたりは最初からある程度見込んでの話だったのですが、結局、実行できませんでした。

ひとつは反社会勢力とのつながりが見つかったこと、ひとつは現、役員勢の考え方が我々と合わない、というのが原因でした。

考え方のまるきり違う人の寄せ集めになってしまっては、無理やりひっつけても、いずれは空中分解ですね。

それから、いろんな経営者の話など聞く機会も増えて、私の中で、良い会社と危ない会社の見分け方は、なんとなくわかってきたような気がします。

社長がいつも心に抱いている会社理念が素晴らしいものかどうか、そしてそれを社員一同が共有していて同調しているかどうか、かなあと思います。

そんな会社であれば、コロナとかで一時的に経営難になっても、工夫と頑張りで乗り越えていけるように思います。

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