丹田と推手

丹田の感覚が変わってから、はじめての推手練習をしました。

先生から毎度、教えてもらう内容が、いつもとは、なんだか違って聞こえました。言葉以上の、もっと深いところが理解できてきたといいますか。

そして、他の人と手を合わせてみると、あきらかに、これまでと感覚が違いました。

いままでは、手の当たっているところの感覚が…とか、足裏に伝わる勁力が…とか、頂しないように、離れないように、脇が閉じないように、肩が上がらないように…というようなところに気をつけていたのですが、まるっきり変わりました。

自分の丹田が太陽であり、周辺には惑星がまわっており、推手の相手は、その太陽系の中に入り込んでいる、異物みたいな感覚です。ぶつかってきたり引っ張ってきたりしますが、太陽である自分は、ただ、宇宙の中を漂っているだけ。

惑星の大気とか、引力が、異物をやさしく押しのけたり、吸い込んだりして、抵抗にもなりません。

あれこれ考えを巡らせずとも、ただ、漂っているだけで、相手は勝手に崩れてくれる、といったかんじなのです。

これは、不思議。

ちょっとずつ、細かいコツを掴んで、ちびちび上達、ではなくて、一挙にパラダイムシフト! というかんじです。

相手があまり上手でない場合は、そのような太陽系内の排除すべき異物のように感じますが、相手が上手な人だと、自分の太陽系内に、同じような太陽が、もうひとつ入ってきているように感じます。

2つの太陽が、でんと、並んでいて、お互いの惑星が、自転公転の法則を崩すことなく、交わり合っている感じ。

惑星が宇宙空間の場所取りをしているような。

そういえば、推手って、囲碁とか将棋みたいなものだという話を聞いたことがありますが、ああ、こういうことかな? というふうにも思いました。

以前なら、勁のちょっとした引っ掛かりで、すっ飛ばされていましたが、この感覚だと、ほとんど引っかかるところがなくなりました。

理論派の先輩が、ここは纏絲がどうのこうの、呉式では陳式ではどうのこうの、細かい分析解説をしてくれますが、うーむ、どうでもいい?

昔フラメンコギターを熱心にやっていたときに、なんかのジャズ系の雑誌に、このフラメンコスケールのこの部分は、リディアンで、ここはエオリアンで…なんて分析解説が載っていたのを読んで、そんなもん考えているフラメンコギタリストがおるかーい! と突っ込んだのと、同じように感じました。

とりあえず、丹田感覚の変化は、推手にも大きな影響がある、という確認になりましたので、たいへんうれしく思います。

コメント

  1. aki より:

    憲法改正を急ぐ理由を知って下さい
    突然の書込み失礼致します。
    この度は皆様に知って頂きたい事があり、誠に恐縮ですが書込ませて頂きました。

    マスコミが大きく報じぬ中、連日中国の日本領海侵犯が増大し、尖閣侵略を狙っている現状を、中国に侵略虐殺を受けるチベット等と重ねて今多くの方にどうか知って頂きたいです。

    戦後日本を弱体化させる為、アメリカが作成した日本国憲法施行後、韓国が竹島を不法占拠し、その際日本の漁船を機関銃で襲撃し、多くの船員が死傷しました。

    北朝鮮は国民を拉致し、日本全土を射程に入れるミサイルを数百発配備しており、尖閣には中国艦艇が侵犯する現状でも、憲法の縛りで日本は国を守る為の手出しが何一つ出来ません。

    現在まで自衛隊と米軍の前に中国や北朝鮮の侵攻は抑えられて来ましたが、米軍がいつまでも守ってくれる保証は無く、時の政権により米軍が撤退してしまえば、
    攻撃されても憲法により敵基地攻撃能力が無い自衛隊のみでは、日本はチベットと同じ道を辿りかねません。

    9条の様に非武装中立を宣言しても、平和的で軍事力の弱かったウイグル等を武力で侵略し、現在進行形で覇権拡大を行い「日本の領海を力で取る」と明言している中国や

    核ミサイルで日本を狙う北朝鮮、内部工作を行う韓国が尖閣等から侵略の触手を進めているからこそ、GHQの画策により戦う手足をもがれた現憲法を改正し、

    自立した戦力と抑止力を持たなければ国民の命と領土は守れないという事を、
    中韓側に立ち、印象操作で国民を煽動する野党やメディアの姿と共に
    一人でも多くの方に知り目覚めて頂きたいと切に思い貼らせて頂きます。
    https://pachitou.com
    長文、大変申し訳ありません。

    • パパだよ より:

      こんにちは。

      コメントありがとうございます。

      内容は概ね理解、共感できますが、私のブログ内容とは、ほぼ関係ないように思うのですが…。

      啓蒙活動も、無節操では反感を買ったりして逆効果になりかねませんので、そのあたり、考慮していただけましたら。