日曜日に家族と遊びに行った先で、卓球をしたのです。
自宅のちゃぶ台で、娘と卓球もどきのゲームをすることは時々ありましたが、ちゃんとネットの貼ってある卓球用の台で、100均のじゃない、ちゃんとしたラケットで、スーパーボールじゃないピンポン玉で卓球をするのは、はて、何年ぶりやら。
うーむ。前にやったのは、10年以上昔かもしれない。
このところ、アーチェリーやら、ボウリングやら、いろいろなスポーツに、太極拳の要諦を当てはめてきましたが、卓球も当然、そういう意識で遊んでみました。
すると!
やっぱり、なんだかうまくできるのです。
ラリーが続く!
ラケットを手先で振り回すのではなく、やはり丹田中心に、足を使って立身中正を守って、ピンポン玉に触りにいきます。
肘と脇の角度は常に左右を揃え、円襠開胯を崩さず、たまに震脚で体勢を立て直したりして、黙々とラリーを続けていると、二路か刀の鍛錬を無心に繰り返しているような気分になってきます。
ラリーが続くのは、妻と娘が打ち返しやすいところに放り込めるように、これは推手の気分でやっているからだと思います。
とっても汗をかいて暑くなりますが、それほど疲れもせず、一晩中でも続けられる気分。
いやー、卓球にも、使えます。太極拳。
まあ、玉のスピードはゆっくりで、本当の卓球選手相手に、試合ができるという程のものではないと思いますが、かくも応用が効く、陳式太極拳は、素晴らしいなあと、改めて思った次第です。
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