太極拳 推手の練習方法 学びの心構え

日曜日に近所の公園で太極拳愛好者が集まって練習しており、私もときどき参加しています。

普段は、仕事帰りの夜に、公民館や学校の体育館などで開催されている太極拳教室で練習している人たちが、日曜日は朝から気持ちよく練習されているのです。

私が通っている教室以外の人もたくさん来られていて、みんなで24式太極拳の套路をしたあとは、バラバラと好き勝手に練習しています。

私は、所属している教室ではほとんど練習していない、推手のグループに、しれっと混ぜてもらっております。

 

推手は、套路(型)の練習じゃなくて、二人が相対して手を合わせての練習です。空手でいえば組み手みたいなものです。

なかなか学び難い高度なことをタダで教えてくれるので、ありがたい限り。

 

ただで教えてくれるっていうのは、どうも推手に取り組んでいる人が少ないものですから、自分の練習相手を求めているという、需要と供給の関係もありそうです。

推手は相手がいないことには練習もできません。相手もそれなりのレベルでないと自分も上達できません。お互いに高め合わないといけないのです。

はやく上手になって、練習相手になってちょうだい、という気持ちが教える側にもあるような気もしますので、一生懸命学んで練習して、早く期待に応えたいと思っております。

私は、教えてもらってついていくのが精一杯でしたけど、このごろようやく初心者の人に基礎的なところを教えてあげられるくらいにはなってまいりました。自分が教える側になると、もどかしさがよくわかりますわあ。根気よく教えてもらえるのは、本当にありがたいことです。

 

公園にはいろんな先生が来られていて、自分のスタイルを惜しげなく、私に教えてくれます。

自分で言うのもなんですが、素直に教えてもらったとおりに練習して、家でも復習してくる私の態度がいいのだと思います。

自分では全然練習しないとか、今までやってた他武道の経験を捨てきれないとかでは、なかなか教えを吸収して上達しないですものね。ここでは少林寺拳法3段なんて自慢たらしいことは一切言わないことにしております。(反感を買いたくもないし。)

 

ただ、推手に取り組んでいる人が少ない割には、スタイルがけっこうバラバラなのは、とまどうところです。

手の甲の皮一枚の微妙な力加減で勁力を推し量るような、超高度な技術を教えてくれる人もいるし、渦のように巻き込んだりバネのように弾き返したりという、即戦力的格闘術的テクニックを教えてくれる人もいます。(私はどちらかと言うと、後者のほうが馴染みやすいです。)

本当は、学ぶ順序とかあるんだと思いますけど、一斉にバラバラと教えてくれるので、ちょっと混乱気味。

しかし、一度に吸収することはできなくても、確実に身についていっているなあとは感じておりまして、ひとりで練習している套路も、急激に進歩している実感がありますね。

太極拳は、套路と、推手と、站樁の全部をしないと上手にならないよ、とも聞きました。まったく、そうなんだなあと、感じております。

ひとりで套路練習だけの20余年は、ずいぶんな回り道だったなあと感じております。

太極拳学習者の皆様、套路の上達に頭打ちを感じておられましたら、ぜひ推手も練習してみましょう。ホント、大違いですから。

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