有事のデマに注意

今回の大地震に関して、いろんなデマが飛び交っているようです。

年末からツイッターをチラホラ見てますが、ひどいもんです。

昨日からは、台湾の救助隊を政府が断ったことについて、賛否の意見が飛び交っておりますが、なんだか憶測と決めつけで悪態ツキまくり、罵り合いになっています。

私の尊敬する大作家なんかも、怒りに任せた発言をされていて、いやあ、これ、ちょっと、どうやろねえというかんじ。

政党を立ち上げてからの動きを(と書いたら誰かわかってしまいますが)、私はずっと、危なっかしいなあーと思っています。

自分の発言とか、立場とかポジションに執着して、進路変更できなくなって、泥沼に突っ込んでいきそうなヤバさを感じるのです。

一個人なら、恥も外聞もプライドもメンツもなく、あれ、間違いやった、訂正!とできましょうが、立場にハマると、柔軟性がなくなるのかも。

一個人が好き勝手に言っているぶんには、面白くていいですけど、ここまで影響力の大きくなった人が、正義を振りかざして不確かな発言をすると、盲目的に従ってしまう人が大量発生してしまいますよねえ。

私も、いちおう党員ですけど、醒めた目で見ていよう。

私は勢力に追随もしませんし、妄信もしません。

所属団体はいろいろありますけど、完全にズッポリハマり込むってこともないです。いろんな宗教団体にも参加してきましたけど、狂信したことはないです。

しいていえば、仏陀の、正しく見て、正しく考えて、正しく行いなさいという教えを基準にしています。人徳天道に従いたいと思っております。

正しいと思っていたとしても、あとで間違いに気づけば、進路変更します。

おおむね正しいだろうと思っていても、もしかしたら違うかも? という心の余裕はいつも持っておくように心がけています。

自分の良く知らないことを断言しません。自分で逃げ道をなくすようなことは言わないです。ズルい!と思われるかもしれませんけど。

良く知ってなさそうなのに断言しているような人は信用しません。信用しているフリはしますので、ズルい!といわれるかもしれませんけど。

政府の公式見解も信用しないし、陰謀論も信用しまん。

そんな情報があるということだけ、両方とも、知っとくようにしています。

その時々で偏りはしても、固執はしない、それが陰陽ってもんです。

太極拳業界にも、もっともらしいデマを広める人はいますが、直ちに害はあるわけでもないし、ちゃんと学習すれば本当のことはわかりますし、そもそも影響範囲が小さいですから、どうってことはありません。

しかし、今回のような有事の際の、憶測や決めつけ、願望や恐怖による流言妄言デマは、実害があります。人命にかかわる実害が起こりえます。

パニックになった時、エキサイトになった時、ちょっと落ち着いて、人に惑わされず、陰陽両面の情報を知って、自分の頭で考えて、関わる必要のないことには関わらず、優先すべきことには即断即決、即行即止で動くのが良いと思いますねえ。

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