師と息を合わせる

またまた太極拳の話で、なんだか太極拳ブログみたいになってきましたが、いろんな業界にも当てはまることだと思いますので、参考にしていただけましたら。

先生の指導を受けて、日々、自主練習もし、かなり細かいところまで、先生と近い動きができるようになってきたように思うのです。

先生の套路の実演にあわせて、生徒がみんなで真似をする練習では、他の誰よりも、先生に同調、同期して動けるようになってきたような気がします。

しかし、息まで合わせるとなると、まだまだですね。

先生は、見本を見せるために、動きは大きく、息も、スーハースーハー、ぴーしゅるるるる~~、プシュッ、プハッ、と呼吸音が聞こえるくらいわかりやすくしてくれていますが、ぴったり合わせるほどには同調できておりません。

向いている方向の加減で先生の動きが見えない時は、先生の呼吸音で動作を推測するのですが、向きが変わって先生が見えたとき、自分と先生の動きが、大幅にずれていたりもします。

あらっ、合ってなかった、まだまだ心が合わせられていないなーと思ってしまいます。

先生にピッタリ合わせられるということが、武術の上達の近道だと、私は考えております。もちろん、先生が、合わせるに値する達人であるという前提のもとではあります。

呼吸音が聞こえなくても、目を閉じていても、ピタッと合うくらいまで、鍛錬したいと思っております。

達人に合わせられるということは、自分も達人の動きを得ることができるということですから。

それに、人に合わせるというのは、太極拳の極意でもあります。敵の動きに合わせるのが太極拳の戦法です。

自分勝手に、ちゃかちゃかと先走って動いて、俺のほうが速いぜ!なんて悦に入っているのは、お馬鹿さんでして、太極拳の上達を願うなら、自我を捨てて、人に合わせるように努めませねばなりませんね。

これは、武芸に限らず、職場でも、家庭でも、わりと応用範囲の広い、社会生活に役立つ心がけだと思います。

師弟関係、上司部下、親子、などなど、息を合わせてやっていけば、物事スムースに進むのではないかと思うのです。

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