生徒さんの上達

D公園でチョイチョイお会いしていたのが、やがて推手道場に来られるようになり、ついに私主催のマンション自治会協賛公園太極拳教室に参加されるようになった、Yさんという人がいます。

私の教室に来たからには、私の生徒さんってことになります。

おっとりした上品なオバサマというかんじで、D公園にはポットを持ってきて、みなさんにコーヒーを振舞ってくれたりして、心遣いがステキな方です。

このブログを発見して、私に「みつけたで~」と報告してこられた第一号の人でもあります。(最初は、口止めしてました)

太極拳が大好きのようですが、運動神経はさほどよろしくない感じで、およそ武術に似つかわしくないし、はっきり言って、センスなし、と思っておりました。

が!

先日、推手をしていて、Yさん、ちゃんと立ててるなーと、ふと気づきました。他の、ふだん手合わせしていない道場生がへにゃへにゃだったので、気づいたのです。

N先生や道場主も、上達した!といっておられますので、間違いないでしょう。

道場主は、2年前のYさんの練習している姿をスマホで記録されていて、比較すると姿勢が全然変わってました。

猫背でおばあちゃんっぽかったのが、今はシャキッとしてるんですね。

金鶏独立の站樁功を続けている効果かな?と言っておられまして、どうも私が課題を出したようですけど、継続されていたようです。

私は覚えてないので、たぶん思い付きでテキトーに言ったのだと思いますが、効果絶大やったなあー。

ちゃんとやっていれば、上達する、体も変わるという見本ですね。

思い起こせば私自身もそうです。整体の先生には、通院し始めた頃は半病人みたいやったのが、今や理想的な体になった!といってくれてます。(先生は整体の効果だと喜んでおられるかもしれませんが)

武術的センスも、自分自身では全然あるように思ってません。ドンくさいし。(音楽センスは中途半端にあると思います)

カンフーへの憧れで長年チンタラ続けていたのと、正しく学ぶ機会に恵まれたのがラッキーでした。

Yさん、チンタラ継続する能力があります。そして、正しく学ぶ機会を得ました。

武術感覚はまだないですけど、そのうち閃きのようなパラダイムシフトが起こることでしょう。

巷のへんてこなウンチクに惑わされずにこのまま精進していけば、さらに上達していくであろうと、期待しております。

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