老架式と新架式と胴体の開合と逆腹式呼吸

老架式と新架式を交互に練習したり、混ぜて練習したりしています。

老架式では習わなかった新架式の特徴的な体の使い方を体感すると、老架式にもフィードバックされて進化していくような感覚があります。

新架式の慣れない体の使い方は、その一部分を繰り返し練習すると、基本功のバージョンが一つ増えたような感じになります。

最近、新たにつかんだ新架式の感覚は、胸が裏返るような感覚です。息が入ると、胸骨が開き、胴体が膨らみ、肩から指先まで裏返っていきます。混元が中央から端っこまで走っていっている感じです。

混元は螺旋状に戻ってきて、胸が合わさり、丹田に収束していきます。

開合ですね。体全体に開合が現れているようです。

息が入ってきたとき胸が開き、息が抜けて合になり、お腹に落ちて沈んでいきます。もしかして、これを逆腹式呼吸と呼んでいるのか??

逆腹式呼吸なんて、とうの昔に意識しなくなっておりましたが、ここにきてようやくわかった気がします。

「これが逆腹式呼吸だ!」とか言って、お腹をペコペコさせてる人がいますが、ありゃ全然違いますね。

鼻と肺の間を行ったり来たりするだけの浅い呼吸でなく、横隔膜を大きく使って、お腹も動くのが腹式呼吸、さらに大きく、胸骨や骨盤まで開いて、体全体で呼吸するのが逆腹式呼吸ではなかろうかと、これは今思いついたことなので正しいかどうかわかりませんけど、間違っていないような気がします。

とりあえず新たに見つけた新バージョンの基本功も練っていくこととします。

コメント

  1. 60代おやじ より:

    またまた素晴らしいヒントをありがとうございます。

    すごく貴重な気付きを複数得ることができました。まさに秘伝ですね。

    どうもありがとうございました。

    • パパだよ より:

      やっているうちに、どんどん馮志強先生の混元太極拳っぽくなっているような気がします。

      行きつく先はあんな感じになるのかなあーと思ったりします。