娘が中学受験をするというのです。
今、高校までひっついている私立ミッション系小学校に通っているのだから、そのままストレートに進学すればええやん、受験勉強もせんでええやん、ずっと歩いて通えるやん、と私は思うのですが、違う中学校に行く! と決意が固いのです。
小学校では合唱部の活動を頑張っているのですが、中学校には合唱部がないそうなのです。
合唱部のある中学校に行くんだい!
それが動機かあ~。
まあ、私も高校の進学先を選んだ動機が、少林寺拳法部のあるとこでしたので、まあ、しゃあないかと思います。
ところが、娘が目指す、合唱部が活発な中学校が、ふたつとも難関校なのです。
娘は、受験対策のために個別指導塾まで選んできました。通学途中にある塾です。親の押しつけでなく、自分で探してきたのはエライ!
授業料は結構かかりますけど、まあ、しゃあない。
志望校のひとつは、田舎の山の上にの駅から20分の山登りをしないと学校にたどり着かないという、クリスチャン系の学校です。
もうひとつは都会の真ん中にある聖徳太子が作ったというお寺にひっついている仏教系の女子中高校です。
仏教系はいいなあと思いますが、毎日20分の登山も魅力的ですね。女子校っていうのはどうなんやろ?
2校ともオープンスクールがありました。
山の上の方は、私は仕事の都合で行けなかったのですが、女子校の方は親子そろって見学に行きました。
こちらは、東大に進学するとか、医者になるとか、そういう子が多いと聞いておりましたので、固い感じかなあとおもっていましたが、わりとフランクで気さくな感じ。
クラブ活動中の生徒さんも、みなにこやかに挨拶してくれて、雰囲気良いです。「オープンスクールに来た父兄には愛想ふりまけよ!」と指導があるのかもしれませんけど。
クラブ活動は、あまり数は多くないようですが、琴部とか日本舞踊部とか、変わったのがありました。
娘は軽音楽部のギターとボーカルに心惹かれたようで、合唱部と迷い出したようです。おいおい。
何曜日と何曜日は合唱部に行って、何曜日はこっちで…とか、すでに入学する気で、段取りを組んでおりました。
体験授業では化学の実験。ドクターストーンが大好きなので、すごく興味があったようです。
なんかの液となんかの液を混ぜたら、パッと紫色に変わる、濃度によって変化までの時間が違う、という実験でした。(化学には疎いもので、こんな説明ですみません)
ユーモアのある先生で、こんな授業なら楽しいなあーと感心しました。
教科書の展示もありました。
社会科の教科書をパラパラッと見てみると、やや左寄りの印象。これはどこの教科書でもそうらしいですから、しゃあないですけど、歴史ある学校ですから、竹田恒泰先生の令和書籍の中学歴史教科書をぜひ導入してもらいたいなあと思いました。
生徒会の会長による学校見学ツアーに参加しました。
普段は生徒もなかなか見れないところ、屋上や校長室、講堂の一番奥の仏像が並んでいるところまで案内してもらえました。
引率の女の子、中学3年生ということでしたが、堂々としており貫禄があって、こういう子が政治家を目指すんやろか?と感心した次第です。
そういえば、私の知るベテラン女性市会議員にも雰囲気が似ています。
食堂は超満員で、お手伝いに学校の教職員の先生方まで動員されてました。
学食で食事するなんて、大学卒業以来ですね。中高が一緒になっておりますので、食堂も大人の雰囲気があります。
お寺が横にあって、ゴーンと鐘の音が響いて気持ち良いですが、そのまわりがなにしろ、ゴチャゴチャした都会です。
私は自然の中が好きなので、山の上の方も見学したかったですが、まあ、私が通うんじゃないし。
娘が、どちらの学校に行くことになるのか、はたまた今の小学校から中学校に進むのか、どうなるやらわかりませんけど、人事を尽くして天命に従ってくれればと思います。
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