円の動きを悟った! みたいなことを前回書きましたけど、この感覚って、スキーやスノボでカーブを描くときの体重移動に近いかなあ、と思ったのです。
そして、室伏選手がハンマーをグルングルンと回しているときのお尻の軌跡。あのイメージにも近いです。
ハンマーを回しているときの室伏選手のお尻に触れたら、おそらく数十メートルほどぶっ飛ばされるような気がします。
太極拳って、その勢いを、相手の力も借りて、短い距離の中で瞬時に作る技術なのだと思います。
さて、そんな気分で、夜の公園で套路の練習を繰り返しておりましたら、なぜか猫に囲まれました。
最初、一匹の黒猫に見つめられているなあと思っていたら、三毛猫が増えて、後ろを振り向いたら更にもう一匹いて、また正面を見たら、4匹目がおりました。
グルルルルーと唸る狼なら恐怖ですが、猫はゴロゴロしているので、怖くはなく、なんだかストリートパフォーマンスをしている大道芸人になったような気分です。
套路を一通り終わるまで、猫どもは、ずーっと、傍でゴロゴロしておりました。投げ銭くれ。
以前、良い気を発していたら動物が集まってくるという話を聞いたことがあります。悪い気を発していたら、ミミズも逃げるとか?
ときどき、猫とか鳥とかよってくることはありましたが、四方から囲まれたのは初めてです。
これは、私が良い気を発しているという吉兆なのでしょうか?
それとも、獲物だとみなされているのでしょうか?
よくわかりませんが、たぶん、いいことなのだと思います。
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