昼飯を満腹するまで食った後、太極拳の練習をしていたら、気持ち悪くなりました。
スポーツするときに満腹状態はよくありません。これジョーシキですね。消化不良になります。
基本功の練習をしているときから、げーと吐きそうになりましたが、ここはあえて続けてみました。
すると、苦境(?)の中で見えてくるものがあります。
お腹に力を入れない
套路の動きの中で、胃が苦しい動きというのは、お腹をねじったり、腹筋で踏ん張ったり、持ち上げようとした時です。
これは太極拳的には、あまり好ましい動きじゃありませんね。
でも、通常は、そんな動きをしても、苦しくならないから気が付かないです。(推手だと攻められますが。)
これが満腹だと、そんな動きになるたびに、ゲーと吐きそうになります。
苦しくならないためには、お腹にねじれとか、腹筋に力がかからないようにすることで、これは、はからずも理想的な太極拳の動きに近づくじゃありませんか。
イメージとしては、骨格の動きだけで、体をコントロールしている感じです。
傾いたり、筋肉で引っ張ったり、衝撃をかけないで、ゆっくりゆっくり、そうですねえ、胃のあたりにニトログリセリンの缶でも置いてあって、爆発しないようにそろそろ動く感じ?
まあ、こんな練習方法に意味があるのかどうかわかりませんが、一つの気づきにはなりました。
太極拳以外の武道では、あんまり理解できないような気もしますし、健康上よくないような気もするので、満腹で練習するのは、おすすめはしないです。
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