もう20年近い付き合いになる友人がいます。
私が、介護の会社を始めた頃に、同じように介護の会社を始められ、情報交換したり、業務上でも助け合ったりしてきた、同い年の人です。
プライベートでも、ちょいちょいよろしくない遊びとか一緒に行って、仲良しです。（今は私も彼もマジメ君です）
私の方は事業に失敗し、会社は崩壊して、借金抱えて難儀して、実家の家業を継ぎましたが、彼は、どんどん成功し、事業拡大し、実業の運営は人に任せて、投資家としてえらいリッチになっています。
経路はだいぶ違いましたが、ふたりとも、投資家ということになりまして、今も話が合うし、よく長電話もします。
先月くらいは、夜に飲みに行って、ヘベレケになりまして、何を喋ってたのか覚えていないのですが、先日、ランチに行って、なかなか有意義はお話を3時間ほどしてました。
飲みながらの話より、しらふでノンビリ話したほうが、良いですねー。
で、おもしろい話になったのです。
人生、目標を決めて、達成していく、階段のように高みをめざして、向上していく、と思って頑張ってきたけど、50も過ぎたら、ちょっと考えが変わっていたような気がするなあーと。
儲けるためとかじゃなくて、死ぬまで続けるライフワークを持ちたいなあと。
おお、それいいですねえ！
実家の仕事は、ルーティンワークで、特にあくせくしておらず、忙しいのはボランティアみたいなことばかりです。
そして、そういうのに生きがいを感じだしています。
特に、作りかけの太極拳のテキスト、死ぬまでに完成するかなーという壮大な計画です。
これはライフワークだな、と思えてきました。
これがゼニになるような気は全然しません。ゼニになる仕事は、ちゃんとあって、余裕があってこその話です。
若いうちは、無理目の目標を立てて、実現のために一生懸命頑張ったらいいと思いますが、達成できるかどうか、達成というものがあるのかどうか分からんものでも、死ぬまでやるで、というライフワークを持つのが良いような気もしました。
それが世のため人のためになるならば、更に良し。
他と比べることもできない、素晴らしい人生が送れるんじゃないかと思います。
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