とある委員会の委員長をしています。
詳しくはかけませんが、ビジネスとか趣味の集まりでなくて、たまたまそこにいて、差し迫って必要になり立ち上がった委員会の、途中から担ぎ上げられた委員長です。
達成すべき目的はあるのですが、参加メンバーの職業やライフスタイル、価値観はバラバラです。しいていえば、年齢層は高めの人の割合が大きいです。
で、しょっちゅう開合じゃなかった、会合があるのですが、ビックリするほど頭の悪い人がいて、議論が無茶苦茶になるのですよねー。
タイマンで話していたとするならば、あっ、ちょっと急用が!といって逃げますが、委員長なので、調整、まとめ役です。これがなかなか難儀で、修行になります。
私は他に倫理法人会での役もさせてもらっておりますが、こちらは経営者の集まりであり、向上心を持つ人ばかりなので、癖の強い人は多いですが、そんな頭の悪い議論はありません。話はトントンと進みます。
頭の悪い発言者の特徴について、私が考えているところ挙げてみます。
まず、記憶力がない。
前に話したことを、忘れていたり、忘れたふりをして、蒸し返す。そんな人は議事録を読むということもしません。
被害妄想がある。
議論で反対意見があると、攻撃されているような拒絶されているような気分になるのでしょう。被害者ぶって怒りだします。
敵対心をもっている。
被害妄想を持っているくせに、他人には攻撃的です。劣等感の裏返しかもしれません。
エリート意識がある。
かつてのポジションとか、昔の栄光を鼻にかけて、今の時代では通用しないことを延々と語り、わからんものがアホだ、みたいなことを言います。他の人からは、あんたがアホや、と思われているのに気づけません。
焦点を合わせられない。
今、その話とちゃうねん! という話に、ポンポン飛びます。脳みそが整理できないのでしょう。お部屋の机の上なんかも、グチャグチャに違いありません。
難しい言葉を使いたがる。
専門家がつい業界用語で話してしまうのは仕方がないと思いますが、俺は頭がいいんだぞ、というアピールのために他の人が知らない言葉を選ばれると、いちいち説明を求めないといけないので、余計な時間を食います。まあ、意見に内容がなければ、そのままスルーしますが。
意見に内容がない。
ものすごく長々した意見だったわりに、中身がほとんどなかったな、という発言が多々あります。議事録にまとめるために不要部分をカットしていったら、一行も残らなかったというようなことも。
他人を尊重しない。
みんなのためを思って! と言っている人ほど、自分の主張を通して自己承認欲求を満たしたい人です。
本当にみんなのことを考えられる人は、自分の意見より、他の意見が優れているとわかれば、折れて歩み寄ります。そこを上手にまとめて、より良い意見に昇華させるのは委員長や議長の役割だと思いますが、私もそこまでは頭が良くないので、他の頭のいい人に頼ります。
こんな発言が飛び交う会議は、ほかにそうはないだろうなあと思っておりますが、よく見渡せば、国会中継なんかも似ているのかも!?
頭の悪そうな議員って、失礼ながらおられますね。
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