こどもが熱を出したり咳をしたりすると、うちの奥さんはすぐに病院に連れて行くんです。
私が子供の頃は、そんなに頻繁に、発熱のたびに病院に行ったりしてなかったと思うんですけど、心配症なんですかね。
うちの奥さんが特発性血小板減少性紫斑病で入院中、子供が熱を出したことがありまして、やはり私も、小児科に連れていきました。
感染性の病気だと、保育園を休ませないといけないので、その判断だけできればよかったんですけど、血液検査で、そんなのではないただの風邪みたいなんですけど、抗生物質とか咳止めとか、熱冷ましとか、5日分くらい、なんかいろいろでました。
保育園は、1日だけ休ませて、2日目にはもう良くなった感じだったんで、もう薬は飲まんでええやろ、と思ったんですが、一時帰宅してきた奥さんが、薬は飲みきらないといけない! というもんで、全部飲ませました。
小児科医は自分の子どもに薬を飲ませない
・・・というタイトルの本を、知り合いの整体の先生がすすめてたもんで、読んでみました。
著者は小児科医でお母さんなんですが、なんでもかんでもジャンジャン薬を出すような医者はあかん、というお話なのです。
病院の経営の内情みたいな話は、私も介護業界にいたんで、やっぱりなあ、という話です。
といっても、何でもかんでも、医者はあかん、薬はあかん、ということでもなく、何歳まではこうした方がいい、何歳をすぎたら、こうした方がいい、という事が書いてあって、子供の症状で迷ったときの指標になりそうです。
ワクチンの予防接種についても、打たせるべきワクチンと、自分の子供だったらこうするというワクチンの話などありました。
薬は飲みきるべきか、そうじゃないかという話も書いてます。
結局は親の判断になるというところもあるんですけど、なんにも考えずにやみくもに、世間一般に従うとか、ママ友のいうことに合わせてみるとか、そういう根拠の無いことは愚かしいのであるな、やっぱりオレは正しいな、と感じた次第です。
けっして、うちの奥さんを愚かしいと思っているわけではないんですけど、そっと、見えるところに、この本をおいております。
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