太極拳の呼吸については、あまり深く考えず、自然で良い、鼻で呼吸すれば良い、と学びましたので、なにも特別なことはしていないのですが、このごろだいぶん感覚が変わってきたように思います。
これが正しいのかどうかはわかりません。
今の感覚は、お寿司のパックについてくる、醤油の入っている金魚の気分なのです。
あの金魚、フタを外して醤油を使い切ったら、空気が入ってきますね。指でプチュっと潰すと、空気が抜けます。指を離せば、空気が入って元通り。
金魚の口が、私の鼻です。金魚の胴体が、私のボディです。
肺とお腹が広がれば、空気がスカーッと入ってきます。空気が抜ければ、縮みます。
すなわち開合です。
太極拳の動作で開合があれば、自然に空気の出入りがあります。意識的に吸ったり吐いたりしている感覚がないです。鼻とお腹が直結していて、途中で抵抗がなんにもない感じです。
自転車の空気入れみたいな、細いホースやチューブで空気が引っかかっている感じがぜんぜんありません。土管に空気が抜けているような感じ。
発力の際、シュパッと一気に吐き出す時は別ですが、ゆっくり動いている時はそんな感じです。
まだ成長途中ですので、今後また感覚は変わるかもしれません。
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