最近は、毎日、太極拳の練習するたびに、というか、套路を通すごとに、なにか新たな気づきがあります。
おや、これは違うな、とか、あっ、そうだったのか! とか。
きちんとした太極拳を学び、真面目にいろいろ考えながら、正しくあろうとしているからだと思います。日々、変化と成長があります。
20年に及ぶ一人練習では、漠然と形ばかりの動作を通していただけでしたので、何も気づくことはありませんでした。
学生時代は、新しいことを学ぶたびに賢くなっている、強くなっていっている、と思えましたが、社会人になって学びの場から遠ざかると、自分で考えたり工夫したり研究する必要があります。
自分の変化に向き合えるだけの観察力も必要ですね。謙虚さや好奇心も。
50歳になってからの急成長を感じている今日このごろですが、これも20年前に気づいていれば今頃達人だ、というふうに思えるのです。
まあ、150歳まで生きるつもりなので、あと100年あるか。焦らず鍛錬してまいります。
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