呼吸を読む

太極拳の推手をしていて、聴勁の感覚はだいぶん養われてきたように思っております。

力が加わったなーとか、打つ準備をしたなーとか、瞬間瞬間にわかるようになってきたし、それに合わせることで、相手の攻撃を無効化できるようになってきました。

それに加えて、相手の呼吸が読めるようになってきました。

今、吸いきって溜めたなあとか、吐いて抜けたなあとか。

それに合わせて打てば、見事に技がかかります。

自分の動作と呼吸の関係は、ちょっと前から感じていたところですが、相手の呼吸が読めてくるようになったと感じたのは今回が初めてです。

もちろん相手によりますが…。

いつも手を合わせてパターンを把握している、勁がそれほど精密でもない先輩が相手だからこそ、というところもあります。

鼻息も荒いし。

今後は、他の色んな人の呼吸も読めるよう、もっと注意深く推手に励みたいと思います。

 

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