守り切って敵の自滅を待つ

ゲームセンターにあるエアーホッケーで娘と遊んでおりました。

空気の流れに乗って盤上を浮いているプラスチックのせんべいみたいなのを、マレットで打ち合って、相手のゴールに叩き込むというゲームです。

まあ、手加減してやろうと思って、ゴール前で守っているだけにしていると、なんと全然打ち込まれず、狙ってないのに娘側のゴールに入ってしまうのです。

「パパ、ずるい! ちゃんとやって!」と怒られてしまいました。

で、私も積極的にゴールを狙いだすと、隙ができて、入れられてしまう。

「いえーい!」と娘は喜んでおりました。

卓球でも同じですね。

正しいフォームを心がけて、相手のコートに返すことだけ考えていれば、娘は自滅します。

かっちょよくスマッシュを極めてやろうなどとよこしまなことを考えると、ミスします。

攻撃は最大の防御といいますが、防御が最大の攻撃でもあったのですね。

これもまた陰陽か?

太極拳の推手も、まるきり同じだと気づいた次第です。

 

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