表演デビューしました

推手の道場で知り合った方が、所属しておられる太極拳教室のリーダーになられたそうで、そのお披露目イベントに、道場の皆さんもと、出場を要請されました。

推手の道場なので、みんなで推手をやっているところを披露するということになりましたが、個人でもなんか套路の表演やってくださいとのことで、私は個人でも出場。

実は私、表演って初めてなのです。太極拳、30年もやっていて。

市の太極拳発表会みたいなのに団体で出場したことがありますが、ひとりぼっちでステージ(体育館のアリーナ)に立つのは、初めてです。表演歴でいえば、娘の方がベテランです。

しかも、「特別表演」の枠の、最後のトリでありました。初出場にしてトリ!

今年デビューしたばかりの外国のアイドルグループが、紅白歌合戦のトリを努めるようなものですね。

前半は、未経験の皆さんもご一緒にと、24式やら剣やらの表演があり、おしまいに「特別表演」でした。

前の人が、呉式やら、剣やら、ゆっくりしたおとなしいのが続いたので、最後くらい派手にやってやろうと思いまして、二路と双刀を選んでおりました。

ところが、プログラムがスムーズに進みすぎて、時間が余ってきてしまい、じゃあ、長めにやりますわーということで、一路と二路をつなげてみました。

その動画がこちら。

来場者は、せいぜい50名というところで、緊張して、あがってしまうということもありませんでしたが、日頃、人の目を意識することもないので、なんだかあせって、ずいぶん雑になってしまっております。

変なところで震脚してしまったりして。形も崩れているなあ。

双刀は、休憩なしに続けてやったので、なんだかくたびれて勢いがなくなってます。

これは撮影した妻からの指摘であります。パパ、疲れてたね??と。

でもまあ、楽しかったです。

拍手もたくさんいただき、好意的な感想もいただけました。

親子で、24式とか、なんとか式剣とかに混じって、デタラメに剣を振り回せたのも、面白かったです。

これを機に、表演の機会があれば、どんどんチャレンジしてみようかな、と思った次第です。

実戦経験を積むのがむつかしいこのご時世、人前での表演は、よい訓練になると、安田先生の本にも書かれてありましたし。

これでまた一歩、達人に近づける!

コメント

  1. 60代おやじ より:

    表演を拝見しました。素晴らしいです。躍動感が凄くて圧倒されました。
    これが陳式太極拳なのですね。新架式なのですか? 凄いです。

    ところで、以前のブログで紹介されていた布製のシューズですね。
    足下がずいぶん滑っています、、、が、、、凄い安定感です。
    私でしたら「股裂き」あるいは「すってんころりん」です。凄いです!

    繰り返し拝見してイメージに焼き付けます。

    • パパだよ より:

      60代おやじさま

      いつもありがとうございます。
      陳式太極拳の老架式です。安田先生から学んだものです。
      新架式だと、もっとフワフワした感じになりますね。

      体育館の床がツルツルで、発力するたびに、ズズズッと滑って、なかなか愉快でした。
      やはり布製シューズは、鍛錬に役立ちます!

      我ながら、ちょっと雑なところがあったなあと反省しておりますので、参考にしていただくのはありがたいですが、イメージに焼き付くほど繰り返し見るのは、おすすめでないです。

      次はもっと上手にやりますので、それをまた観てくださいませ!