ケンカの力加減

娘の通う小学校で、男の子同士がふざけて喧嘩して転んで頭を打って入院したそうなのです。

3日ほどで退院したそうですが、教室の中で転んで大怪我って、ドンクサイにもほどがあるなあ。

しかし学校では大騒ぎで、学年の集会がありました。

親同士が納得いかんみたいな話で、加害児童が転校することになってしまったみたいです。

質疑応答で、なんだかヒステリックな意見が続いたので、私も意見しました。

「怪我をされたお子さんにはお見舞い申し上げます。学校には見守りや安全確保を今後もしっかりやってほしい。しかし当時の状況の事情聴取とか、犯罪捜査でもあるまいし、そんなに追求しなくても。思いやりを諭すのが教育方針だとしても、子供のことなので本能的にカッとなることもある。被害者、加害者は、何の拍子で入れ替わっていたかわからない。痛い思いをしたとしても、友達を責めず、赦す気持ちを持ってもらいたいと、我が子には願う。転校は教育の貴重な機会を逸したようで残念。」

こんな発言をしたら、続く発言も、柔らかくマトモなものになりました。

面白い質問がありました。

「普段、ケンカしないから力加減がわからないのでは? ケンカもある程度容認しては? 武道などの授業は?」

というものです。

学校側としては、暴力は絶対認めない。武道は今後検討、という答えでした。

きょうびは、兄弟喧嘩も少ないだろうし、力加減がわからないのかもしれませんね。

私は日頃から、娘を投げ飛ばしたり、木刀でチャンバラをして、お互いに痛い目にあうこともありますので、娘は肉弾戦の力加減は分かってきていると思います。

私自身は、究極の力加減は、太極拳の「四両撥千斤」だと考えて、それ目指して頑張っておるところです。触っているかいないかわからないような力で、暴れん坊を制するようになりたいものです。

で、子供に武道ですが、学校の体育で柔道やらはどうだろうなあー、という気もしております。

ちゃんとした先生が教えられるのかという問題です。

付け焼き刃の先生が、いきなり投げ技とか指導したら、危険極まりないですね。頚椎損傷半身不随とかなったら大変。卒業までひたすら受け身の練習、とかならいいと思いますけど。

剣道の方がいいかなあー。竹刀で叩かれるのは、それほど怪我もしなくて良いかも。小手のないところとか、脇のとことか当たったら痛くて、ムカッと怒りがわきますから、感情を抑える訓練になるかもしれませんね。

武道の礼儀作法も大切です。でもこれも、先生次第です。

英語の授業にネイティブの先生を呼ぶように、武道の授業は、やっぱり専門のちゃんとした先生がつかないといけないと思います。

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